夏休みの端末活用

今日は多くの園児が登園してきました。保護者にとっても、子どもたちにとっても「待ちに待った保育園!」と連絡ノートには多くコメントがありました。久しぶりの屋上プールでは、ファームで収穫したスイカとキュウリを氷でキンキンに冷やして、バクバク食べました。スイカが甘くておいし~い!

 

さて、土曜日に卒園児の小学生の夏休みの宿題が「スタディサプリ」のペーパーレスという話をしましたが、全国の小中学校では、夏休みの課題に一人一台の情報端末をどう活用するか、考えを巡らせていたようです。

 

ある小学校では、防災マップ作りに取り組むそうです。子どもたちの「登校班」ごとに防火水槽や「子ども110番の家」などの場所を地図に記録し、カメラ機能で写真を撮ってもらいます。夏休み明けに持ち寄り、発表を行うそうです。

 

また、ある小学校6年生では、職業人から話を聞くキャリア教育の一環として、保護者に仕事についてのインタビューをし、端末に記録する課題が出されました。

 

「極めましょうコンクール」と題して、夏休みの30日間、何かにチャレンジした様子を写真や動画で送ってもらうイベントを開催する中学校もあるようです。

 

そして、注目されているのが「心の天気」という機能を活用することです。ある小学校では、児童が「はれ」「くもり」「あめ」「かみなり」で自分の気持ちを表現して記録します。このソフトには1週間分の「心の天気」を一覧できる機能があり、教員は、児童のコメントを読んで状況を把握します。必要があれば、保護者に連絡し、より詳しく児童の状況を捉えます。「友だちとの仲が悪くなった」との書き込みがあり、登校日に書き込んだ児童とその友達との関係を改善させた例もあります。

 

今年の夏休みが終わって、是非とも端末の有効活用を全国で共有してもらいたいですね。私も、注目していきたいと思っています。