3歳双子の女の子が、ママのお腹にいる時の話をしてくれました。先生が「二人でママのお腹の中にいたんだね?」と聞くと、「そうなのよ・・・とても狭くて暗かったんだよ。でも、ママの声はしっかりと聞こえたよ」と言います。この記憶は、いつ頃まで覚えているのでしょうね。保育園の園児の中には、胎内記憶が残っている園児が何人もいます。
さて、昨日は保護者から頂いたトウモロコシと枝豆もさっと塩茹でして、ビールをいただきます。何とも幸せな瞬間です。冷凍ではない枝豆は、コクと甘みがあって、実もしっかりと膨らんでいて、本当においしいですね。
そんな大豆が、あらためて人気になっているそうです。豆腐や納豆では、昔から良く食べていますが、最近では大豆を原料とした商品が多く開発されて、大豆を楽しむレパートリーが増えているようです。
ハンバーガーの肉が大豆だったり、鶏肉そっくりの大豆フードが出始めの頃は、「栄養があるのは分かっているけど・・・でもやっぱり!?」という気持ちを私も持っていましたが、大豆で作った代替製品は、低糖質、低脂肪の商品が多く、罪悪感なく食べられることと、最近はスーパーでもいろいろな商品が売られています。大豆と言われないで食べると、本当に肉の味です。
農林水産省の食料需給表によると、2020年度の一人1日当たりの大豆消費量は19グラムで、5年前より2グラム増えているそうです。数字では、あまりピンときませんが、毎日110%増えているという計算です。2022年度には、さらに拡大しているようです。
最近見るのが、大手食品メーカー「フジッコ」の大豆のヨーグルトですね。普通のヨーグルトと比べるとカルシウムは少なめですが、食物繊維や大豆イソフラボンなど大豆の栄養素が丸ごと取れるので、売上が伸びているそうです。
肉だけでなく、米の代替品「ビーナス ダイズライス」なども、開発されているそうです。卵を使わずに作った「豆乳マヨネーズ」や「豆乳ドレッシング」もあるそうです。ドリンクの世界でも「ソイドリンク」は、種類が増えていますね。
私が子どもの頃から、親からは「大豆は畑のお肉」とずっと言われ続け、納豆や豆腐がよく食卓にあがりました。大豆に詳しい管理栄養士は「大豆は低糖質、高たんぱくな食品で、近年の健康志向にマッチしている。環境負荷が低い植物性食品への関心の高まりもあり、注目を集めている」といいます。
私たちは、大豆をそのまま食べることは「節分」の豆か、納豆くらいです。大豆は加工用とがの幅が広く、和洋問わず、今後様々な商品が出てくることが期待できます。
ただ一つ、問題点は、日本の大豆自給率は10%にも満たされません。大豆人気は、国産の大豆需要を高めることにつながるとうれしいですね。