今日で、3日連続の猛暑日となり、朝のおやつは、塩をたっぷりかけた冷え冷えキュウリを食べて、屋上へGO!です。屋上の暑さに対抗するために、ミストシャワーを子どもたちは満喫し、ミニトマトを食べて、ミネラル&リコピンを吸収です。汗びっしょりですが、元気に給食・・・お昼寝ぐっすりです。
さて、昨年は、4歳男の子に妹が誕生して、パパが育児休暇を取得しました。男の子は、パパとの時間がたっぷり取れるようになってハッピー!ママも家事をしっかりとするパパに感謝!そして、ベビーの笑顔!と、いいことずくめでした。
今日は、そんなパパの育児休暇の実態についてです。
育休を利用する男性の割合を現在の1割から3割に引き上げようと、国が取り組みを強化しています。4月には、子どもが生まれる社員の育休取得の意向確認をすべての企業に義務付けた他、10月からは「産後パパ育休」と呼ばれる制度も始まります。これは、パパの育休中でも、一定の日数以内で、働くことを認める制度です。一見矛盾していますが、「全く働けないことが、男性の育休取得のハードルを上げているという実態がある」とのことです。育休期間は、原則無給ですので、収入が発生することも大きいですね。
しかし、実態は、子育てに対する企業の意識の低さがあるようです。
29歳男性は、「これまでうちの会社で育休を取った男性はいない。無理でしょ」と言われ、長女の出産の際、育休の取得を認めなかった会社に失望し退職します。
ある男性は、育休取得の申請書を会社に提出すると上司から呼び出され「帰ってきても、今のポジションには戻れない」と撤回を求められたそうです。男性は、半年後に会社を去ります。
もちろん、男性の育児休暇を奨励する企業もありますが、実際には、上司や職場の無理解が、育休取得を妨げているケースは多いと考えられます。
厚生労働省の委託調査では、正社員の男性が育休を取得しなかった理由(複数回答)のうち、1位は「収入を減らしたくなかった」が43%で、2位が「上司や職場に育休所得への理解がなかった」の27.3%という結果です。
育休を取得できるかどうかが上司の性格や理解度に左右されることがあってはならないですが、そうした状況があるのも事実と考えれば、企業側は、研修など管理職の理解を深める取り組みが求められますね。
男性の育休取得は、これからの日本は、間違いなく変わっていくことですが、問題は、スピードです。ダラダラ~では意味がありませんね。