今日も屋上の池に作った、クサガメ・イシガメの産卵場所を掘りおこすと、卵が出てきました。11個集まりました。その中で、今までとは違う、やや細長い卵があります。これがイシガメかな?なんて、期待しながらも、子どもたちと11個の卵を飼育ケースに入れて観察します。だんだんと保育園の子どもたちは、「カメの卵」に慣れてきたようです。
そして、今日の給食は、昨日収穫した長ネギをふんだんに使ったメニューです。麻婆豆腐・玉子焼き・味噌汁すべてに、長ネギが入っています。残してしまった園児は一人だけです。「自分で収穫した」パワーで、子どもたちの食欲も進みます。(笑)
さて、今日は心あたたまる、生まれながら病気で車椅子の生活を送る12歳の少年の話です。彼は、いろいろな人たちの手を借りて生活してきました。修学旅行に参加しても、ずっと友達に車椅子を押してもらっている生活が、心苦しくて悩みます。
「人にしてもらってばかりの僕だから、何か人のためになるようなことがしたい」と思うのですが、自分のことでさえ不自由な彼は、その夢が実現できそうにない今の状態に、より一層悩んでいきます。それでも、「何とか人のために役立ちたい」と一生懸命に生きる姿は、周りの人たちに感動を与えてきました。
彼は、考えた末にこう語ります。「僕にはやっぱり人のために役立つというような大きなことはできそうにない。でも、僕のような不自由な体だからこそ、こうして僕が一生懸命生きていくだけで、いろんな人に希望と勇気をあげることができると分かりました。だから僕は、僕の力の限り一生懸命生きていくことにします」
どうですか・・・素敵な話ですね。でも、自分はできていないと自己嫌悪にはならないでくださいね。彼の「一生懸命」に少しだけでも近づくことができれば、それで十分です。ここぞという時に、「一生懸命」を唱えて頑張ればいいのです。