駅の時計が消える!?

今日の屋上遊びは、小学生たちが久々の「クマバチ」採集に燃えてしまい、何と12匹もゲットしたのです。てんとう虫も捕まえていました。最後は、大空にリリースしますが、子どもたちは、虫捕りが大好きですね。

 

さて、JR東日本の駅構内から、駅のシンボルでもある時計が消え始めているそうです。知っていましたか?

 

コロナ禍で、多くの鉄道会社の旅客収入が激減しました。JR東日本の昨年3月期の純利益は5779億円の赤字だったそうです。1987年の国鉄民営化後では、初めての最終赤字です。そこで、固定費の削減で、時計撤去となったようです。駅の時計は、簡易な電波時計とは異なり、自動で時刻を修正する高精度な時計で、維持管理や更新費用で年間4億円程度かかるそうです。今回は、JR東日本管轄の1626駅のうち、約30%の500駅が該当するそうで、昨年11月から、山梨県内の駅を中心に、すでに22駅から時計がなくなっています。約500駅で時計がなくなるだけで、年間約3億円の経費節減となるそうです。

 

JR広報部の見解は「スマホなどの普及により、多くのお客様がご自身で時計を確認する手段をお持ちであること。経費節減などを総合的に勘案して一部の駅構内の時計の設置を見直すことになりました」とのこと。

 

JR東日本のことですから、他にも経費節減策を行っているいるでしょうから、分からないわけではありませんが・・・駅から時計がなくなるのは寂しいですね。

 

日本の鉄道は、世界一「時間通りに運行する鉄道」であることは、間違いありません。5分遅れただけで大騒ぎですし、朝のテレビ番組では、「JR及び私鉄各線は平常通り運行しております」というのが、当たり前になっていますね。それ故に、駅の時計はシンボルのようなものなのです。なくしてはいけないものだと思うのは、私だけではありませんね。