食品ロスを記録する

今日は、半袖で、屋上遊びを楽しむ子どもがいるくらいの陽気でした。メダカの学校の掃除をして、ヤモリのエサになるクモを子どもたちと採集します。小学3年の男の子が大活躍です。

 

さて、この春は、食品や日用品などの値上げが相次ぎ、家計を直撃しています。そこで、「節約しよう!」と声を上げても、具体化しないと難しいですね。値上げ前に、買いだめをする主婦も多いかもしれませんが、過剰な買いだめは、食品ロスにつながります。

 

では、その「食品ロス」に目を向けてみます。環境省の推計では、食べずに腐らせたりして家庭で発生する食品ロスは、2019年度、全国で合計261万トンになったそうです。数字が大きすぎてピンときませんね。これを金額にすると、1世帯(4人家族)あたり年間5万6000円を食品の廃棄で失った計算だそうです。何とも、「もったいない!」ですね。

 

自分がどれだけロスしているのかを把握するために、1カ月ほど記録をつけてみるといいようです。捨てた理由を分析すると「買い置きする際は消費期限をよく確認しよう」などの対策が見えてきます。

 

また、「買い物に行く前にスマホで冷蔵庫内を撮影すること」が効果的だそうです。売り場で画像を確認すれば、買いすぎを防げる」のです。これは、私も良い作戦と思いました。

 

食費は、私たちの健康にかかる出費と考えれば、切り詰めて、子どもに腹ペコを経験させるのではありません。買ったものを使い切る習慣をつけるのが大切ですね。

 

食品ロスを少なくすれば、家計にもプラスになり、環境にもいいライフスタイルとなります。私たちは、理屈ではわかっていても、記録するまで徹底できていません。どうですか・・・1ヵ月、いや1週間記録をつけてみませんか。