お別れピクニック

今日は、さいたま市内の小学校の卒業式です。保育園ホワイトきゃんばすの卒園児4名がいよいよ中学生になります。コロナウイルス感染拡大防止のため、卒業生だけの式だそうです。通常なら、5年生が出席し、掛け合いなどをしながら盛り上げ、「来年は自分たちが卒業」なので、予行練習にもなっていました。残念ですが、卒業生は、6年間の思い出を胸に新たなステージで頑張ってもらいたいですね。

 

さて、保育園も卒園式までカウントダウンですが、今日は「お別れピクニック」に、年長卒園児を連れて行ってきました。昨日は雪が降って、天気が心配でしたが、朝からお日様が見えています。でも、春らしい暖かい日和とはいきませんが、三橋総合公園までおよそ20分かけて、子どもたちは、おしゃべりしながら元気に歩いていきます。

 

三橋公園に到着しました。いつもなら、「江戸寒桜」というピンク色の早咲きの桜が満開なのですが、今年は、1分咲きといったところです。久々に、クスノキの葉を手でもんでみます。「くさ~い!」と子どもたちが言うように、強い臭いがします。江戸時代には、このクスノキが防虫剤として使われていたのです。

 

そして、水辺の生き物採集に湿地帯エリアへ向かいます。いい感じで水が張っています。子どもたちは、恐る恐る網を池の中へしのばせます。気温が低いこともあって、なかなか生き物が捕れませんでしたが、しばらく粘ると、「ヤゴだ!エビだ!ザリガニだ!気持ち悪い生き物だ!」とキャーキャー言いながら、バケツに生き物が増えてきました。

 

この生き物たちは、保育園まで持ち帰り、後輩たちにドヤ顔で見せびらかして、屋上の池に放流しました。ヤゴがトンボになって屋上を飛ぶ姿を子どもたちは想像します。

 

生き物採集が終わると、お弁当タイムです。今日は、二人のパパがお弁当作りを頑張ってくれました。「最後のお弁当だから、お父さんが作るぞ!」という気持ちです。いつもなら、土手に菜の花が満開で、その中をグルグル回転して子どもたちは遊ぶのですが、今年は、お弁当タイムのおしゃべりが大いに盛り上がりました。今年度の卒園児は、口が達者な連中が集まっています。(笑)

 

そして、遊具で思う存分遊びます。知らない子ともすぐに仲良くなってしまうのが、ホワイトきゃんばすの子どもたちの特徴です。(笑)幼稚園を卒園した男の子と意気投合していました。

 

「こうしてみんなと遊ぶのもこれが最後かなぁ~」なんて、しんみりするシーンもありましたが、お別れピクニックの思い出も大切に胸にしまって、小学生になってもらいたいですね。ということで、あっという間の「お別れピクニック」でした。楽しかった!