わくわく教室~小麦粉からパンを作ろう!~

今日は、年長園児を対象に「わくわく食育教室」を行いました。今年度は、6月にお米の勉強&ご飯を炊く&おにぎりを作って食べるを行いました。今日の2回目は、小麦の勉強&パンを作る&ついでにピザも作って食べるです。

 

「やった!今日はパンを作るぞ!」と、子どもたちは、朝からワクワクしています。まさに「わくわく教室」の名前の通りです。保育園近くの公民館のキッチンを使って、管理栄養士の元保護者が先生です。「○○くんのママ」で、年長園児がよく知っているママですので、和気あいあいと楽しい学びの時間となりました。

 

小麦粉、イースト、砂糖、塩が入ったボールにぬるま湯を入れて、こねこねしていきます。最初は、指にまとわりつく生地が、段々とふっくらと丸いかたまりになっていきます。45℃のオープンで60分発酵させている間に、ピザを作ります。

 

ピザ生地の上に、ピザソースを塗って、ベーコンとチーズをたっぷりとトッピングします。子どもたちは、「早く食べた~い!」と言いながら、夢中で作業をします。

 

パンの発酵を待っている間は、パンに関わる絵本を読みました。パン作りをしているので、物語りが、自然と子どもたちの頭に入っていくようです。

 

オーブンから発酵したパン生地を取り出すと・・・「スゲー!こんなに大きくなっているぞ!」と、ふわふわで大きくなった生地に驚く子どもたちです。イーストの力です。生地を切り分けて、今度は高温のオーブンでパンを焼きます。ピザもオーブンに投入です。

 

そして、おいしそうなパンとピザがオーブンから出てきました。こうなると、年長園児たちのおしゃべりが止まりません。「このピザは、オレが作ったから一番おいしい!」「焼きたてのパンは、熱いけどすごくおいしい!」と自分たちが作ったパンやピザの話から、保育園の日常・・・おいしい食べ物と、会話も楽しむ素敵なランチタイムとなりました。少し、食べ過ぎた子どもたちです。(笑)

 

最後は、園児たち一人一人が、今日のパン作りの感想を発表します。「イーストが生きていることを知って不思議に思った」「パンの生地をこねるのが楽しかった」「パン生地が発酵して膨らむのが不思議だった」などの意見が出ました。

 

今年度から、米と麦の食材を通じての「わくわく教室」を本格的に行いましたが、子どもたちのわくわくを引き出すだけでなく、食に関する考えがさらに深まったようです。おうちで、ママの料理の手伝いも増えたようです。

 

もちろん・・・新年度も、「わくわく教室」続けていきます。