なぞなぞに夢中

子どもたちは、「えんちょうせんせい・・・もんだいやって」と、この手の問題が大好きです。白熱すると「今度は○○が問題出す」と、大きい園児は自分で問題を考えるようになります。「じゃ、○○ちゃんに問題を出してもらいます。お願いします」と振ると、「○○のパパが昨日買ったのは何でしょうか?」なんて、超プライベートな問題が出ることがあります。「そんなの!わかりません!」です。(笑)

 

今日のお昼時間、年長園児には、「なぞなぞ」の課題を出します。「10問のなぞなぞを全員で相談して答ること。答えは、誰が書くか相談して決めるように」が課題です。

 

横で、子どもたちのやり取りを聴いていたのですが、なかなか楽しかったです。

 

「ぴょんぴょんとよくはねる、みみががなくて、めがあかくて、しっぽのみじかいどうぶつって、な~んだ??」には、年長ゆえに、深く考えすぎます。

 

「これって、なきうさぎじゃないの・・・・いやいや、白うさぎだよ。いや、ミッフィーちゃんじゃないの・・・えっ~ふつうに、うさぎでいいんじゃないの」で、うさぎにまとまります。たまたま、動物かるたで「なきうさぎ」が出てくるので、深読みしてしまったようです。

 

「うれしいきもちや、なかよしのきもちをあらわすために、てをにぎりあうことを、なんていう??」でも、子どもたちのやり取りが続きます。

 

「答えは、手を握るじゃないの?いやいや、それじゃ問題のままじゃない。じゃ、なんていう?拍手じゃないの?それは、手をパチパチすることだよ。う~ん、握手じゃない」

 

「ほかのひとがいやがることや、こまることをわざとすることを、なんていう??」

 

「これは簡単だよ。答えはうそだよ。だって、うそをつかれるといやだもん」と一人の男の子の意見があまりにも自信満々なので、反論も出てきません。答え合わせで、「うそも、間違いじゃないけど、もっとピッタリの言葉があるんじゃないの?」と子どもたちに返すと、あまり発言をしていなかった女の子が「いじわるじゃないの」とポツっと答えます。

 

なぞなぞ10問の中でも、子どもたち同士が、自分の意見を主張する。それを否定して自分の意見を言う。相手の意見にしっかりと耳を傾ける。賛成する・反対する。などなど、言葉でのやりとりがたくさんありました。

 

また、「みんなで考えるなぞなぞ」をやってみることにします。