子どもに教える「個性とは?」

「違いや個性を尊重しよう!」と、私たち大人は、子どもに向かって言います。しかし、どれだけ具体的な行動まで、子どもたちが理解しているのか・・・難しいですね。今日は、子どもに教える個性について、とても分かりやすい言葉を見つけました。

 

「個性は、他の人と少し違う、その人らしさです。ですから、良いところも、困ったところもあります。みんなのまわりに、こういう人はいませんか。意見をはっきり言えるけど、相手に失礼なことを言ってしまう人。反対に、人を傷つけることは言わないけど、自分の気持ちも言えない人。親切だけど、関係ない時もおせっかいをしてくる人。いろいろ思い当たりますね。

 

大事なことは、自分とは違う個性の人を嫌ったり、攻撃したりするのではなく、その人の個性を受け止めることができないかと考えてみることです。おしゃべりでうるさい人は、明るい雰囲気を作ってくれる人でもあります。

 

でも、いつも自分が我慢することはありません。例えば、勝手にしゃべるのが嫌だなと感じるときには、「うるさい」「黙れ」と攻撃するのではなく、「今、先生の話を聞きたいから、自分のことばかり話すのはやめてね」と、相手の行動が自分の迷惑になっていることをきちんと伝えることが大切です。大抵は、自分が他の人に迷惑を掛けているとは思っていないので、こうして話すと気付きますね。

 

あの子がいるから、うちのクラスは楽しくないと考えるのは大間違いです。その子を攻撃する人がいるから楽しくないのです。機嫌が悪い人がいると、それだけ周りの空気を悪くします。

 

個性は大切です。自分と違う感じ方をする人と一緒のチームにいられることは、自分の個性も受け入れてもらえているということです。そして、いろんな人とがいるチームは素晴らしいことを成し遂げる最強のチームになれるのです」

 

どうですか・・・分かりやすいですね。大人の私がよく理解できました。(笑)