今年最後の保育園

クリスマス発表会が終わってから、子どもたちの緊張がほぐれたようで、胃腸炎からくるおう吐や下痢になる園児が増えてきました。我が子にうつされて胃腸炎に悩まされているママもいました。職員も園児にうつされてダウンしました。実は、全国的に流行しているようです。クリスマス発表会で、欠席者ゼロだったことが奇跡でした。

 

今日も3人の園児がお休みしましたが、今年最後の保育園・・・子どもたちは、屋上で思いっきり遊びます。寺子屋の時間は、お正月用に保育園の壁面を装飾しました。今年は、絵馬に自分の願いを書きます。お正月らしい、演出となりました。

 

しかし、突然の悲しいお知らせがありました。年長5歳の男の子が、パパの故郷の鹿児島に引越しをすることになったのです。卒園式まで、あと3ヵ月というタイミングでしたが、やむない事情があったそうです。

 

朝の会で、園児たちに伝えます。同じ年長園児が涙を流します。涙の連鎖が止まりません。引越しをする男の子は号泣してしまいました。そんな中で、年長園児ひとりひとりからメッセージを伝えます。

 

「がんばってね。元気でね」そして、よく遊んでいた男の子から「遠くに行ってもずっと友だちだからね」のコメントがあると、先生たちも目頭が熱くなります。今日は、男の子をどまん中にして、楽しくて思い出に残る時間を過ごせたようです。

 

子どもたちは、大人になるまでに、たくさんの出会いと別れを経験します。嬉しい気持ちと悲しい気持ちと多くのことを積み重ねて、大きくなっていきます。男の子は、保育園に入園した時は、「僕できない・・・」と挑戦する前から諦めてしまう子でした。それが、今では、「僕やってみる!」と勇気ある子に成長しました。ホワイトきゃんばすでの経験を活かして、新しい環境で頑張ってもらいたいですね。

 

では、子どもたちが、素敵な年末年始を過ごせるように・・・本当にありがとうございました。