後半は、寺子屋園児の演目が続きます。歌「たのしいね」では、落ち着いて子どもたちが歌いあげます。なかなかの勇姿です。合奏「おはながわらった」では、年少園児がカスタネット・年中がすず・年長がピアニカ、木琴を奏でます。木琴の枠は一人・・・ピアニカを一番最初に上手にできた園児が木琴の権利を得られるとすると、6歳男の子が、保育園の自由時間の合間にずっと練習を続けていたのです。大人から見ても、目標に向けてがんばる姿は素晴らしかったですね。毎年のことですが、年少園児のカスタネットは、バラバラです。(笑)それでも、11人のうち3人がピッタリできていました。上出来です。
そして、2人目のママのお話です。「お金の話~奨学金は借金!?~」という、とても現実的な話を銀行勤務のママに話していただきました。「奨学金を借りればいいんじゃないの・・・」という軽い考えで、高校・大学を進学しても、借金の当事者は若い子どもであることをしっかりと話していただきました。目的もなく、奨学金で何となく大学に行くのなら、早く就職して社会に出なさい!と私は思っています。
ダンス、ゆずの「スマイル」は、早々に練習を始めたので、子どもたちのパフォーマンスは、本当に最高でした。幕が下りてステージから「やった!」という園児の声が聞こえてきました。子どもたちも納得の内容だったようです。
そして、最後の演目、劇「おともだちになってね」では、流れるように子どもたちのセリフがポンポン出てきます。年少園児は、年長園児に背中を押してもらってセリフもしっかりと言えました。ラストは、クマさんの家に動物たちが集まってカレーを作り、誕生日を祝うシーンがあり、年長園児6名のセリフリレーがあまりにも見事で、練習を積み上げた成果がはっきりと見られたシーンでした。
9つの演目が、無事に終了しました。運動会が終わって、11月から始まった発表会の練習が、子どもたちにとっては、時にはつらい日々だったかもしれません。でも、続けること・・・あきらめないで頑張ること・・・仲間と協力すること・・・子どもたちは、知らず知らずのうちに大きく成長していったのです。
子どもたちの日々の頑張りをおうちでも支えて頂いた保護者の皆様にも感謝します。今年も素晴らしいクリスマス発表会となりました。子どもたちの笑顔は、私たち大人を・・・そして、世の中をぐっと明るくしてくれますね。ありがとう!