休み明けの保育園です。クリスマス発表会の練習の姿をビデオで撮影しました。これが、12月18日の本番では、どれだけ完成度がアップしているか、楽しみですね。保護者の皆様には、11月のDVDに中で、我が子の進捗状況を見守ってください。
さて、古くは「団塊の世代」そして、数十年前は「ゆとり世代」、最近では「さとり世代」と、世代を指す言葉は様々ありますが、「松坂世代」はかなり特殊な言葉ですね。1980年4月2日~81年4月1日生まれの1学年のみを指し、何より「松坂大輔」という個人の名前が冠についているのです。
松坂大輔が、高校球児としての華やかな経歴を引っさげて、プロ野球デビューした頃は、同学年の野球選手たちを指していたのですが、いつのまにか、他のスポーツや一般の同学年の人たちを示す言葉になっていったのです。今年度で41歳の人たちです。
私だったら、「とんでもない。何で自分が○○世代と、他人の名前で語られるんだよ」と思いますね。でも、松坂世代の人たちの多くは「最初は、嫉妬心みたいなものがあった。でも、年齢を重ねて応援したくなる存在になりました」と言います。
10月19日の引退試合を見た人は多いと思いますが、ボロボロの投球を見て、ここまでさらけ出してくれて、何だかうれしかったですね。
松坂大輔は、会見で「長くやったわりには思っていたほどの成績が残せなかった」と言います。日米通算では、名球会と言われる200勝にも届いていません。しかし、デビュー当時のイチロー選手との対決・WBCで2大会連続の世界一&MVP・大リーグでの活躍など、記憶については凄い事をやってくれた男でした。
また「自分の諦めの悪さを褒めてやりたい」と言っていましたが、「松坂は悲劇のヒーロー」とも言われています。「松坂は投げすぎてダメになったという感じです。6つ下のダルビッシュらを見ていると合理的です。それに比べると、やっぱり、松坂世代のスポーツ選手は『根性』でスポーツしていた最後の世代かもしれませんね」と、あるサッカー選手は言っています。
「松坂世代=根性論最終世代」という考えは、なかなか的を得ているかもしれませんね。
これからの時代は、アスリートの体調管理は、科学的・合理的であるべきなんでしょうが、スパイスには「くよくよするな!」「根性だせ!」が欲しいですね。
保育園では、相変わらず、屋上での自転車練習とBMXコースへのチャレンジが盛んに行われています。松坂世代よりも一回り以上も上の昭和世代の私は、「根性だせ!」「勇気だせ!」のスパイスをよく使います。はい。これは「非認知能力」をアップさせる合理的な指導法なのです。(本当ですよ!)