100日間の努力

昨日のハロウィーンパレードで、たくさんのお菓子をもらった子どもたちですが、今のところ、言われた通りに「少しずつお菓子を食べる」を実践しているようです。しかし、よく考えると、「少しずつ」という曖昧な伝達では、子どもたちそれぞれで受け止め方が変わってきます。パパやママは、「チョコでもクッキーでも1日3個まで」と具体的な指示を出すことで、継続性が生まれます。

 

保育園の屋上遊びでも、スポーツに関しては、具体的な目標が立てられます。「自転車に乗れるようになる」「ローラースケートができるようになる」などです。

 

今日は、小学生女子と年長女子の3人が、ローラースケートで、広い屋上をスイスイ走っています。ローラースケートができるようになると、少し世界が変わって見えてきます。しかし、3人ともに、すんなりと乗れるようになったわけではありません。転ぶ練習からスタートして、本当に何度も転んでも諦めないで練習を継続したからです。

 

ローラースケートや自転車だけでなく、ピアノの練習やサッカーのリフティング、鉄棒の逆上がりができるなど、個人差はありますが、子どもが、1つのことをそれなりにできるようになるには、ざっと100日くらいかかると言われています。約3カ月ですね。小学校なら、1学期と同じ期間です。

 

目標は、具体的でないといけません。「友だちと仲良くする」「思いやりの気持ちを大切にする」といった漠然とした目標は、NGです。そして、親であれば、我が子にまずは100日頑張らせる・・・という目安を作るのがいいようです。

 

屋上では、ローラースケートだけでなく、3歳女の子が、補助付き自転車に乗って、ペダルをこぐ練習を自らやっていました。つい昨日までは、他の3歳児女子の自転車練習の輪に入っていけなかったのですが、心に火がついたようです。100日で自転車に乗れるようになるかは分かりませんが、3月末までなら行けそうな気がします。

 

数字というのは、全世界での共通語で、とても具体的です。「まずは100日頑張る」を目安にして、大人のあなたも何か具体的な目標を立ててみませんか。