今日は、小学校2年男子が仕切るバッタ採集に、子どもたちがチームを組んで参加します。トノサマバッタが採れました。ゴキブリサイズの大きなコオロギも5匹ゲットです。バッタが苦手な園児は、ダンゴムシの採集です。私が子どもの頃と同じことをしています。昭和な遊びですね。(笑)
さて、問題です。浦島太郎が助けたカメは、何という種類のカメでしょうか?
クサガメ・イシガメ・ミドリガメではありません。かめきちことゲヅメリクガメでもありません。ウミガメですね。さぁ~どのウミガメか。答えは「アカウミガメ」です。
水族館などで見るポピュラーなウミガメは、「アオウミガメ」と「アカウミガメ」です。アオウミガメは、小笠原諸島や沖縄で産卵しますが、アカウミガメは、唯一日本の本土で産卵するウミガメです。和歌山県の日南海岸や、静岡県遠州灘海岸、最北は宮城県で産卵するそうです。
浦島太郎の童話が読まれれたことを考えると、アカウミガメ説が有力ですね。アカウミガメは、見た目が赤みがかっています。アオウミガメは草食系で、海藻などを食べますが、アカウミガメは、肉食系で、エビやカニを食べるそうです。
ウミガメは、サケと同じように、生まれた浜に戻り産卵します。上陸するのは、産卵の時だけですので、オスは一生陸には上がりません。ずっと海の中での生活となるのです。
よって、浦島太郎を竜宮城に連れて行ったウミガメは、メスということになります。保育園でも、6年前のクリスマス発表会で、劇「浦島太郎」を上演しました。その時は、アカウミガメなんて、考えもしなかったですね。浦島太郎を演じた主役は、もう小学6年生になります。
皆さんも、水族館などで「アカウミガメ」を見たら、浦島太郎のカメ!と心の中で叫んでください。