成人年齢 来春から18歳

今日の午後のおやつは、保育園のファームで収穫したさつまいもで作った、スイートポテトです。チョコペンを使いマーブルチョコをトッピングして、動物顔のスイートポテトの完成です。普段は、食が細い5歳女の子が、3個も食べました。おいしかったですね。

 

さて、民法上の成人年齢がいよいよ来年4月から18歳に引き下げられます。民法上なので、お酒やたばこは20歳からです。これによって、18・19歳でも親の同意がなく携帯電話を契約したり、ローンを組んだりできるようになります。

 

未成年者には、親の同意を得ずに契約した場合、民法上の規定で、契約を取り消すことができる「未成年者取消権」があるのですが、18・19歳は、来春から該当しなくなります。つまり、消費者トラブルに遭うリスクが高まるのです。

 

ある男子学生は、先輩に紹介された人から「1万円を1年間で何百万円にできる」投資ノウハウ情報が収められたUSBメモリーを50万円で購入するよう勧誘されました。「お金がない」と言うと、巧みにローン会社からの借金を提案されて、50万円を借りて代金を支払ったのです。しかし、情報を基に取引をしても儲からず、借金だけが残ったのです。

 

私のような年代なら、「こんなうまい話があるわけがない。詐欺だよ」と見破ることができますが、18歳には、「よし!大儲けしよう!」となってしまうかもしれません。

 

18歳になれば、親の同意なしでローンが組めるようになるので、このような被害が増える恐れがありますね。

 

消費者庁はサイト内に設けた特設ページ「18歳から大人」で、成人年齢引き下げに伴う変更点などをまとめた教材を公開したり、高校や特別支援学校で出前講座を開き、啓発活動をしているそうですが、親や祖父母も含めて、注意をしなければなりませんね。

 

4月から高校3年になって、誕生日になれば18歳です。私の年代は、18歳を機に自動車免許をわれ先に取得したものですが、今の若者は、消費者被害に遭うリスクが高まることを意識しないといけません。

 

4月が近づくにつれて、テレビなどのマスコミも、成人年齢の引き下げについての報道が多くなることが予想されますが、正しい知識を持って、対応したいものです。