昨夜の東京パラリンピック2020の閉会式で、「君が代」を合唱したのが「こどもの城合唱団」でした。実は、私のいとこの娘(高校1年)が、この30人のメンバーの一人で歌っていました。世代や性別、国籍や障害の有無に関わらない多様なメンバーで構成されています。
「こどもの城合唱団」は、2015年に閉館した、国立児童総合センター「こどもの城」で生まれた合唱団です。閉館後も活動を続け、現在は3~78歳の約250人が在籍し、全国で公演活動をしているそうです。「こどもの城」に子どもを連れて行ったことがある人は多いと思います。
裏話ですが、「猛特訓」をしたそうです。世界が注目するパラリンピック閉会式の舞台ですから、失敗は許されません。でも、本人は「素人だから、やっぱり下手だなぁ~」とか「あいつら何者だ」とSNSで叩かれることを心配していたようで、いまどきの高校生ですね。
しかし、ひいき目抜きに、素晴らしい歌声でしたね。そして、この経験は、一生の宝物になることでしょう。私は思わず、テレビ画面に向かって「よく頑張った!」と言っていました。(笑)
さて、今日から運動会の練習が始まりました。3・4・5歳児の寺子屋園児は、10月16日の運動会ですが、今から練習を始めます。今日のところは、運動会を行う「西文ひろばグランド」で久しぶりの土の感覚に慣れることを目的にしていたのですが、初日から、子どもたちのやる気モードが高かったのです。
まずは、30メートル走をします。年少園児にとっては、初めての距離です。でも、全員が最後まで止まることなく走り抜けました。走り方については、これからの練習で修正をしていきます。今日のところは上出来です。
そんな感じでしたので、初日から紅白対抗リレーまでやってしまいました。想定通り、珍プレー続出です。トラック1周を走るので、ざっと100メートル以上の距離を子どもたちは、チームのために走るのですが、トラックの内側をショートカットで走る園児・・・相手チームの選手にバトンを渡してしまう園児・・・バトンをもらって、そのまま立ち止まってしまう園児・・・まだまだ、勝つためには、相手を追い抜かさなければならないという意識は少なく、笑いありの紅白対抗リレーとなりました。
お迎えの時には、「今日ね・・・リレーで勝ったよ!」とママに興奮しながら報告する4歳男の子・・・ついでに「今日は運動会だったんだよ」と間違えた報告をしていました。(笑)
練習から、勝った負けたで大騒ぎ・・・泣く園児も続出しますが、子どもたちの「非認知能力」がアップするのです。「負けてたまるか!」の気持ち・勝つことによる自己肯定感のアップ・チームのために頑張る・仲間を応援する・最後まで諦めない・次はこの作戦でやってみよう・・・決して、机上の勉強では身につかないこれらの力が「非認知能力」です。
はい。でも、明日からは「楽しんで」の部分を少し多くしないと・・・(笑)