共生の現場

今日は、親子遠足を行いました・・・というブログになる予定でしたが、今年度の親子遠足はコロナ禍でのリスクを考慮して、中止としました。「今日は朝から雨が降っているので、どちらにしろ中止だったなぁ~」と、思って気持ちを切りかえます。秋まつりは、飲食をやめて、ゲームコーナーを5つ用意して、子どもたちに楽しんでもらおうと思っています。

 

さて、東京パラリンピックもいよいよ明日が閉会式ですね。8月25日に渋谷区の国立代々木競技場でパラリンピックの学校連携観戦プログラムの車いすラグビー観戦に訪れた中学生たちは、観客席から身を乗り出して応援します。

 

感染リスクから、学校観戦には否定的な意見も多かったですが、生徒たちは観戦後「すごい迫力だった」と口をそろえ、障がいを乗り越えて戦う選手たちの姿に胸を打たれます。

 

このように、直接試合を観戦しなくても、テレビを通じて、私たちは、東京パラリンピックで多くの感動をもらっています。

 

スターバックスコーヒー「nonowa(ノノワ)国立店」は、店員24人のうち18人が聴覚障碍者です。店員の一人は、手の人差し指を折り曲げ、手話でお客様に「こんにちは」とあいさつしています。マスクではなく、透明な「マウスシールド」をつけていて、口元や表情がよく見えます。「ありがとうございます」と、声は聞こえなくても、そう言っていることが分かり、気持ちもしっかりと伝わってきます。

 

東京パラリンピックを機に、こうした共生の機運を一層高めていくことが、子どもたちへ「違いを理解すること」につながるのかもしれませんね。