お盆休み明けの保育園・・・保護者の連絡ノートのコメントを読むと、「明日は保育園?と、保育園に行きたくてたまらない我が子でした」と「昨夜は、明日は保育園に行きたくないと、ずっと言ってました」と二つに分かれます。しかし、保育園に入れば、行きたくないグループの園児も、いつも通り日常の姿に戻りました。
今日の寺子屋は、「夏休みの思い出」ということで、ビデオに向かって、一人一人お話をしてもらいました。
「おばあちゃんのおうちに行ってきた」「○○ちゃんのおうちに遊びに行った」「ママに○○を買ってもらってうれしかった」「友だちと横浜へ泊りに行って、いろいろな事をして本当に楽しかった」「おうちでパパとママといっぱい遊んだ」「○○を食べておいしかった」などなど、たくさんの話を聞けました。
年長園児は、ビデオに向かって話すのは慣れていますが、年中園児もしっかりと話せました。驚いたのは、年少園児もほぼ全員、ビデオに向かって語ることができたのです。寺子屋園児になって、5カ月目・・・先輩たちの姿を見ながら、しっかりと成長をしています。うれしいですね。
さて、今日は埼玉県内を走る「東武東上線」で行われている素敵な話です。東武鉄道とフードシェアリング事業を行う「コークッキング」などが、東松山市などの農産物直売所で売れ残った野菜を東武東上線で運び、池袋駅で廉価販売をする取り組みを始めました。
目的は食品ロス低減です。東松山市、大東文化大、JA埼玉中央も協力し、毎週月、水、金曜日に、東松山市や嵐山町など5市町の直売所で夕方まで売れ残った野菜を、コークッキングが買い取り、森林公園駅から池袋駅まで電車で輸送。午後6時半ごろから、池袋駅南口改札前で学生らが詰め合わせた野菜を1袋500円で販売しているそうです。
3月と6~7月に事業の実用化に向けた実証実験を行い、約1か月半で、野菜は連日完売し、約4トンの食品ロスを削減したそうです。そして、8月2日から本格運用が始まりました。
コークッキングの川越社長は「食品ロス削減だけでなく、食べ物を無駄にしない意識改革にもつなげていきたい」と話します。
普通に考えても、この事業で、大きな利益が出るとは考えにくいですね。まさに、この事業の意義を、駅のコンコースを歩く人を含めた消費者、関係者、そして、この取り組みを取り上げるマスメディアを通じて、世の中に広まっていけばうれしいですね。