「6時起床!」子どもたちは、全員スッキリと目を覚ましました。いつもは、8時くらいまで家で寝ている女の子は、「私も6時に起きられるわ!」なんて言ってます。まだ先ですが、小学生に向けての生活習慣も身に付けないと。
朝から快晴に恵まれました。朝食前に、裏山にあたる「金勝山」の登山を頑張ります。小川げんきプラザは、この金勝山の中にあります。子どもたちは、睡眠十分ですので、元気に山道を歩きます。いい運動をして、お腹もペコペコ・・・朝ごはんです。
朝食が終わると、部屋をしっかりと掃除して、お世話になった職員に「ありがとうございました!」とご挨拶をして、退所します。
東秩父村にある「紙すきの里」で、子どもたちは紙すき体験です。花や草を使って、世界に一つだけの和紙のタペストリーを作ります。木の皮から和紙ができることなど、子どもたちにとっては、不思議で創作意欲が高まる体験となりました。
和紙文化を守る若者の話が聞けました。紙すきの説明をしてくれた方が若い男性だったのですが、細川紙がユネスコ無形文化遺産になっても、後継者不足が現状だそうで、自分が生まれ育ったこの場所で何ができるか。出した答えが、和紙つくりを継承することでした。
そして、昨日、川で見つけた石に、絵を描きます。ママの顔を描いた女の子・・・何よりも素晴らしいママへのプレゼントになることでしょう。
こうして、2日間のサマーキャンプが終了しました。天気にも恵まれて、計画していたこと以上のことを子どもたちは体験できました。明日からの子どもたちの行動が、また一つ成長につながっていくことをしっかりと見守っていきます。
そして、子どもたちを冒険の旅に送り出してくれた、保護者の皆様に感謝します。ありがとうございました。