サマーキャンプ初日

 

令和3年度のサマーキャンプは、珍しく快晴の天気でスタートしました。珍しくというのは、ここ数年、台風・大雨の中でのサマーキャンプが続いていたのです。昨年は、濁流だった嵐山渓谷・・・今年は最高の川遊びとなりました。

 

石の上から深い川へ「ジャンプ!」6人全員がクリアーしました。1人が成功させると、子どもたちの意地が背中を押します。全員ライフジャケットを着ているので、浮かぶのですが、足が届かないことが、子どもたちの恐怖心をあおります。園長が、すぐに手を引いて、浅いところまで移動し、「やった!よくできたね!」とエールを送りと、どんどん川遊びが過激になっていきます。

 

ボート遊びを楽しんだ後は、ライフジャケットだけで、ざっと20メートル川に流されます。子どもたちは、冒険気分を楽しみながら最高の川遊びをしました。ママのおにぎりを食べ、小枝を拾って、焼きマシュマロも楽しみました。

 

宿泊する小川げんきプラザに到着すると、オリエンテーションです。げんきプラザの職員の説明をしっかりと聞く子どもたち・・・「いよいよパパママと離れて泊まるんだ」という気持ちが現実となります。

 

ここからも楽しい時間は止まりません。プラネタリウムは、園児向けのプログラムを満喫します。ヤドカリくんが主人で、大人が見ても感動の内容でした。夕食、お風呂も子どもたちの楽しみの一つです。

 

そして、花火大会です。花火を初めて経験した男の子は、火が怖くてへっぴり腰です。でも、この経験も彼を強くします。

 

最後に、素晴らしい時間が待っていました。天体観測です。指導員は、大学時代に天体を専門にしていたそうで、とてもわかりやすい解説です。何を子どもたちが見たかというと、「土星」です。土星の輪がはっきりと見えました。これには、引率の先生が大騒ぎです。子どもたちも、土星のことは知っていたので、「輪がある~!」と興奮気味です。そして、満月をじっくりと観察しました。「ウサギの耳があった」と女の子が言うと、「お餅を食べていた!」と楽しい会話が続きました。

 

今日は、どんだけ楽しいことが詰まっていたのか・・・午後9時には、子どもたちは夢の中です。