防災体験やりました!

今日は、保育園ホワイトきゃんばすとしては、初めての取り組みとなる「防災体験学習」を行いました。さいたま市見沼区にある防災センターへ、年長・年中園児12名を連れて行ってきました。

 

14人乗りの大型ワゴン車に乗るだけで、子どもたちのおしゃべりが止まりません。途中、鉄道博物館を通った時に、運よく新幹線の「はやぶさ号」「こまち号」が通過したので、大騒ぎです。

 

防災センターに到着すると、子どもたちは、隣接する消防署の消防車に目が釘付けとなります。担当していただく職員に「おはようございます!よろしくお願いします!」と大きな声で挨拶をしてスタートです。

 

まずは、防災映像シアターで、地震が発生した時のアニメーションを見ます。子どもたちの気持ちが、だんだんと高ぶってきました。

 

そして、「地震体験」です。最初は、震度5弱を経験すると「もっと大きな揺れをやってみたい!」と子どもたちからリクエストがあり、震度6強も経験しました。さすがに、立っていられず「ダンゴムシのポーズ」で、床に丸くなって頭を隠します。

 

次は、私も初めての経験でしたが、「煙体験」を行いました。火事で煙が充満した部屋を4部屋すばやく移動してゴールです。煙は、床の方には少ないので、子どもたちは、しゃがんだ状態で前に進みます。ビビリの年長女子のWさんは、煙が怖くて、引き返そうとしていました。(笑)

 

吸っても大丈夫な煙ですが、子どもたちは「やばいよ…煙いっぱい吸っちゃったよ」なんて、青ざめた顔で話しています。

 

男の子たちは「地震も煙も全然平気だった!」と強がっていますが、本音では「怖かった」とつぶやく子も何人かいました。女子は、素直に「煙が怖かった」と言っています。担当していただいた職員には「一番大事なのは、自分の命を守ること」と教えてもらい、今日の経験は、大いに役に立ったようです。

 

最後に、大きな消防車(はしご車)の前で記念撮影をして、がれきの中から人命救助の訓練をする消防士たちの様子も見学できました。その姿がカッコ良かったので、男子は全員「大きくなったら消防士になる!」と影響を受けたようです。

 

今後も、保育園行事として、継続していこうと思っています。