私の子どもたちが、まだ小さい頃に、ビワの種を庭に蒔いたのが、今では大木となって、小ぶりですがたくさんの実をつけます。鳥に食べられるのも何ですので、収穫して保育園の子どもたちのお土産にすると、意外に好評だったので、今日は残ったビワで、子どもたちと「ビワジャム」を作りました。「トーストにぬる!」「ヨーグルトにかける」「そのまま食べる」と、子どもたちと食べ方まで考えて、盛り上がりました。
さて、今日は、男性の育児休暇の話です。先日、4歳男の子に妹が誕生しました。ママは、当然育児休暇をとって、しばらく仕事はお休みですが、パパも育休をとりました。ママが赤ちゃんと退院するまでの1週間は、4歳男の子は、昼は保育園で、夜はパパと二人きりでの生活となりました。パパ曰く、とても楽しい男二人の生活だったようです。そして、赤ちゃんを迎え、ママと二人で、子育て奮闘中です。
パパが育休をとるのが、あたりまえの時代に早くなって欲しいと思っていたので、今回のパパの行動は、とてもうれしかったですね。
実は、来年2022年4月から、従業員やその配偶者に、妊娠や出産の予定があれば、企業は育休制度の周知や、取得の意向確認をしなければならなくなります。そして、翌年の2023年4月からは、従業員1000人以上の企業は、育休取得状況を公表するよう義務付けられます。
厚生労働省によると、2019年度の育休取得率は、女性が83%、男性は7%だそうです。予想できた数字ですが、男性の育休取得は、「なかなか会社に言いだせない」「まわりの状況を考えると取得できない」といった理由で、本当は、取得したいけど言い出せないのが現状です。
少子化の原因として、「待機児童問題」ばかりがクローズアップされますが、実際に待機児童がある自治体は、ごく限られた都市部であって、日本全国の問題ではありません。むしろ、男性が育児休暇を取らないがために、女性に育児や家事の負担が偏ることが、少子化の一因であると、最近では言われてます。
保育園ホワイトきゃんばすのパパは、子どもの送り迎えも当たり前にこなし、料理が得意なパパも多いです。育児も家事も妻に任せっきりのパパは少ないですが、世の中の現実は、まだまだ、男は仕事なのです。
今は、大企業中心に、具体的な目標値を設定して、男性の育休取得を進めていますが、これからの日本では、子どもが生まれる前後に、パパも10日以上の育休をとって、夫婦で24時間供に子育てを楽しむ時代に早くなって欲しいですね。