「朝活」の効果は・・・

今日の寺子屋は、アサガオの種を蒔きました。全部で6種類のアサガオを用意しました。夏になって、花が咲くと、子どもたちの楽しみは「色水づくり」です。自然の着色料に、子どもたちのワクワクが広がるのです。 

 

さて、「早寝早起き朝ごはん」を勧める国民運動が始まって15年が過ぎました。保育園の子どもたちにも、この標語は大切な生活習慣として受け止めています。

 

もう一つ、よく聞くのが「朝の光を浴びて分泌される『セロトニン』は、脳に働きかけて、日中の充実感を感じやすくするために働く」という内容です。つまり、朝起きたらカーテンを開けて日差しを部屋に入れる・・・朝の散歩で日差しを浴びる・・・といった行動です。

 

これを裏付ける調査結果が、今回公表されました。

 

「早寝早起き朝ごはん」などの「朝活」を子どもの頃に行った人ほど、大人になってからの自尊感情が高いことが分かったのです。

 

小学生の頃「朝活」は、ラジオ体操や絵本・漫画を含めた読書などで、特別なことではないようです。子どもの頃に朝活の経験が多い人は、自尊感情が低い人は19%にとどまるものの、朝活の経験がほとんどない人は、37.8%の人が、自尊感情が低いとなったそうです。

 

この調査を行った、千葉敬愛短期大学長の明石さんは、「朝早く起きて、15~30分間ほど、何でもいいから活動しなさい。大人になってからジワジワ効いてくる。朝活を小中学校の中でも取り上げられたらいいと話します」

 

すでに、朝の部活動や、朝の読書習慣がある小中学校もあると思いますが、日本人の若者が低いと言われている「自尊感情」が、大人になってプラスに働くように・・・わが子に何でもいいので、「朝活」を考えてはいかがですか。