先日、屋上ファームで収穫した新玉ねぎを子どもたちはお土産に持ち帰ったのですが、すりおろしてオニオンドレッシング・・・厚く切って、玉ねぎステーキにしてお肉と食べた・・・輪切りの玉ねぎにバターをのせて・・・など、思わず食べたくなるような料理にママが仕立ててくれたようです。これぞ、食育ですね。
さて、日本の学校が週休2日になって久しいですが、週休3日の導入が検討されているそうです。政府の見解では「育児・介護・難病など、生活と仕事の両立を図る観点から、多様な働き方を推進すること」が狙いだそうです。
「えっ!ちょっと待った!」と思った人がほとんどでしょう。今の日本で学校を週休3日にしたら、子どもたちの居場所がなくなり、塾通いが増えるだけという結果になるでしょう。何より、コロナ禍での学校休校で親は、24時間子どもと一緒の日が増えるなんて、うんざり・・・と思う人も多いかもしれません。
では、世界ではどうか・・・週4~4.5日の学校は、フランス・ベルギー・オランダ・台北と結構あります。フランスや台北などでは、週5日より週4日の学校の学力平均点が高いというデータもあります。学んだことを実生活の体験で応用できる。教員の研修日が得られることで授業の質が高まるという効果もあるようです。
日本では、産業界の構造や働き方が変わっていけば、プラスの効果もあるかもしれません。テレワークが増えて在宅の保護者も多くなり、「子どもと一緒の時間がありがたい」と思う親もいるでしょう。また、週4日の場合、1日の授業時間は増えるけど、まとまった休暇によって、親子で体験生活を行うことも可能ですね。1泊2日のキャンプは、とても慌しいですが、金曜日からの2泊なら、素敵なキャンプライフも過ごせます。
まずは、モデル校で実験を・・・やってみないとわかりませんね。