今日は青空給食です。残念ながら、雲ひとつない青空で…というわけにはいかず、「曇り空給食」となりましたが、園児全員で、屋上の空気を感じながら食べるカレーライスは、最高においしかったです。子どもたちの、楽しい会話もはずんだようで、充実の給食となりました。
さて、最近では、マスコミで校則を見直す動きが広がっていることが、多く報道されています。不合理で、時代錯誤の「ブラック校則」をなくして、子どもたちを救え!が、発端でしたが、今では、子どもたちが声を上げて、ルール作りに参加することで、社会の一員としての意識を育む教育にもつながっているようです。
教育支援を行うNPOの「カタリバ」では、生徒主体で校則を見直す事業のモデル校を募集・・・そこに、広島県にある安田女子中学校が参入します。「後輩たちにより良い校則を残したい」とのプロジェクトに10名が参加。全校アンケートを行います。校則が作られた理由を校長、教員から聞き、街で中高生がトラブルに遭うリスクを知るために広島県警の担当者も巻き込みます。保護者の意見やカタリバの協力で弁護士からのアドバイスも聞きます。
こうして、禁止事項だった「スマホの持ち込み」「カラオケなどは保護者同伴でないと出入りできない」など3項目を条件付きで容認へと見直しが行われました。
「生徒が校則を自分の問題として捉え、より良いものを作ろうと取り組んだ。学校だけでなく、社会に対する当事者意識を高められた」と、生徒の成長が見られたそうです。
来週、さいたま市では市長選挙があります。選挙権は18歳ですので、高校3年生の一部は、投票所に行きます。しかし、急に投票に行けと言われても難しいですね。身近な校則や学校のルールの改善のため、考えや意見を他者と交わし、行動することは、選挙で一票を投じる意識が変わるというものです。
「うちの校則は時代錯誤」と文句を言うのなら、改善提案を自分たちで考えてやってみなさい!・・・というところですね。