かっこいい大人の姿を見せる

今日は、全国の多くの小・中・高校の入学式ですね。ホワイトきゃんばすの卒園児6名も、今日の入学式に出席しました。一生に一度しかない、人生の節目に「おめでとう!がんばれ!」ですね。

 

さて、そんな子どもたちが、成長し、やがて就職を考える時・・・金銭面だけで選ぶ人と、なぜその企業を志望するのか、そこで何がしたいのかを考えている人とでは、大きな差が出てきます。

 

自分で考え、答えを出す時に必要なのは、「自立」の意識です。この意識は、全ての子どもたちに必要なものですね。この「自立」した大人になるための動機を子どもが持つには、私たち大人のサポートが必要です。

 

ある就職支援の会社が、100人以上の大学生に、「働く楽しみを持った、憧れる大人が周囲にいるか?」を聞いてみると、ほとんどが、2人程度という回答だったそうです。

 

私たち大人は、子どもたちにいったい何を与えればいいのでしょうか・・・モノや環境の他に、子どもと過ごす時間・・・他にもいろいろありそうですね。でも、本当に必要なものを1つ考えると「かっこいい大人の姿を見せること」ではないでしょうか。

 

かっこいいと感じる視点は、子どもによって違うのでしょうが、何かに一生懸命取り組んでいる姿・・・困難に立ち向かう強い心を持った大人・・・困った時に寄り添ってくれる優しい心・・・などなど。

 

子どもたちにとって、親以外の大人との出会いの中で、そんな「かっこいい大人」を見つけるのです。私たち大人の言動や行動が、子どもたちにどんな影響を与えるのか・・・大人の義務とは何なのか・・・改めて考える必要がありますね。

 

保育園ホワイトきゃんばすの最初の卒園児は、この春、中学生になりました。大学進学や就職までは、もう少し先になりますが、かっこいい大人の一人として、卒園児の頼りになる大人でありたいですね。