教師のルーティン

日本海側を中心に大寒波となっていますが、今朝は、さいたま市でもこの冬一番の冷え込みとなりました。気温はマイナスです。ということで、屋上の池は、しっかりと氷が張っていました。子どもたちの氷遊びは、とても楽しそうですね。「冷た~い!」と言いながらも大喜びです。

 

さて、今日は、ある小学校の先生の理想的なルーティンです。こんな仕事の仕方ができるといいですね。

 

『朝は早めに登校すると職員も少なくて、印刷や雑務がはかどり、一日に対する余裕が生まれてきます。子どもたちが登校してくる時間になったら教室に行き、教卓で仕事をします。子どもたちが教室に入ってきたら「おはよう!」と声を掛けて、その時にちらっと子どもの様子も観察します。

 

子どもたちには、教卓に提出物を出させるように習慣付けします。宿題などは、どんどんその場で丸付けしていけばいいのです。業間休みは教室にいて子どもたちと対話をする時間にします。特にその必要がなければ、宿題の丸付けです。

 

昼休みは、子どもたちと一緒に遊ぶための時間です。丸付けが残っていようと、ここは子どもたちとの大切な時間と割り切るのです。放課後は、会議などがなければ、自分の事務仕事に即、取り掛かることです。ここで、のんびりすると、結果的にムダな時間をつくってしまうことになります。

 

翌日の授業準備は、毎日、5教科もの授業をする小学校教師が全教科に十分な準備をして臨むことは不可能です。国語や算数の大きな単元をまとめて考えておくのです。授業は、どれだけ準備しても満足いくことはありません。何時までと決めて、途中でやめてしまうのも大切です。

 

授業の準備よりも、元気で次の日に子どもたちの前に立つ方が良いのです』

 

もちろん、保護者対応など、突発的なことがあれば、このようなルーティンが崩れるでしょうが、私たちは、こんな組み立てを参考に、貴重な時間を効果的に仕事に使いたいものですね。