ついに、この日がやってきました。11月にはいってからは、毎日のように練習を重ねた子どもたちの大舞台です。会場となる西部文化センターは、朝の8時30分にならないと入館できないのですが、すでに3歳児男の子が「おはようございます!」と登場しました。
朝の9時集合にもかかわらず、続々と元気な子どもたちの「おはよう!」の声が響きます。そして、みんな笑顔です。「これだけ練習を一生懸命やったのだから、もう大丈夫」といったところでしょう。
保護者から子どもを引きとる時は、毎年「泣き声」が響くのですが、今年は、「頑張ってくるよ!」と笑顔でバイバイの光景です。お着がえ中の楽屋を覗いてみると、泣いている園児は一人しかいません。昨年は、泣き声の大合唱だったのに・・・
そして、予定通り「クリスマス発表会」が開園しました。園児代表あいさつの2人の女の子は、緊張もあったようですが、観客席のパパやママに向かって堂々と大きな声で挨拶ができました。
「今からクリスマス発表会をはじめます。練習一生懸命頑張りました。応援お願いします」と、笑顔も一緒に決めてくれました。
幕が上がり、「ジングルベル」「あわてんぼうのサンタクロース」の大合唱からスタートです。ここで、ハプニングです。絶対泣かないと思っていた2歳児女の子がステージの真ん中でシクシク泣き始めました。しかし、よく見ると、口を開けて頑張って歌っています。彼女の涙が止まらなくても「頑張らないと!」の気持ちが伝わってきました。
そして、0・1歳児の「しっぽ・しっぽ・しっぽ」は、ライオン・カンガルー・お馬さんの動物になったかわいい子どもたちが登場です。それぞれの「しっぽ」が、このダンスの見どころです。昨年は、園児の半分が泣いてしまったのですが、今年は、泣き声ゼロです。まだ歩けない10ヶ月の女の子は、歩行器の中で、ライオンの帽子をくるくる回すパフォーマンスを見せてくれました。大成功です。
2歳児14名のダンス「Ohともだち」も、昨年は涙涙のダンスになってしまったのですが、泣く子はゼロ。オープニングでメソメソの女の子も笑顔で復活していました。手をつないでダンスするシーンは、まるで、ミュージカル「コーラスライン」のワンシーンを見ているかのようです。これも大成功です。
そして、前半戦のクライマックス・・・劇「ないた あかおに」の幕が上がりました。
つづきは、あした・・・