卒園児の小学校2年生の女の子・・・昨日、校内持久走大会があり、見事に学年2位となりました。100人以上の児童の中で2位なので、凄い事ですが、彼女は大喜びまではいきません。実は昨年も2位で、今回も昨年敗れた相手に負けたからです。
ここ1ケ月は、ずっと、パパと弟とジョギングをして、持久走大会優勝に向けて頑張っていたのです。しかし、1位の子も同じように練習をしていたのでしょう。どんなことでも、優勝するには簡単なことではありません。でも、今回の負けは、次につながる貴重な経験です。来年の目標が決まったようです。
さて、日本のコンビニエンスストアの数は、昨年3月末で58,340店舗もあります。すごい数ですね。セブンイレブンを筆頭に、各グループがしのぎを削っています。
私もかつては流通業界に関わっていたので、コンビニ戦略と言えば「商品力」の方に目がいってしまいます。しかし、今日は、違う切り口からコンビニ戦略を考えます。
ローソンでは、2005年以降、新卒採用の女性比率を50%にすることを目標にし、女性の採用を増やしています。また、女性の役員比率も30%を目指す活動「30%Club Japan」にも加盟しているそうです。
昔は、ダークスーツ一色の男性社員が「子育て世代の女性の嗜好は○○です」なんて、違和感のある会議をやっていたそうです。
女性が働きやすい環境は、実は男性にとっても働きやすい環境で、ローソンでは、2018年以降、男性の育休取得率が90%以上です。
つまり、商品開発や店舗戦略といった戦略以外に、女性活躍の会社をうたうことで、優秀な女性が獲得でき、合わせて、男性社員の質も向上するという考え方です。
コンビニで売られている商品の多くは、女性目線がヒットのカギを握ると言われています。職場環境は、男女それぞれが互いの価値観をぶつけ合う状況がいいに決まっています。こんな、コンビニ戦略もありですね。