理不尽と向き合い課題解決へ

運動会が終わると、屋上の風景は、子どもたちが自分で遊びを考えて楽しむ「見守り保育」へと、一気にモード変更となります。今日の屋上遊びを見ていると、ローラースケートに挑戦する園児たち・野球道を貫く男子・砂遊びを楽しむ園児たち・電車カートをつなげてスリルを味わう子どもたち・シャボン玉を楽しむ女子・・・こうして書き始めるときりがないくらいに、それぞれの子どもたちが、自分がやりたい遊びを楽しんでいます。

 

ビデを撮影をしながら、ほのぼのした気分になる園長です。(笑)

 

さて、高視聴率となったドラマ「半沢直樹」の新シリーズを見ていた方は多いと思います。「倍返し!」「恩返し!」「おしまいです!」といった、流行語が独り歩きをしている感がありますが、高視聴率の本質要因は、インパクトがあるセリフではありません。

 

理不尽な出来事やシステムと向き合い、それを解決しようと尽力する姿が、私たちの共感を得るのです。

 

半沢直樹が、追い詰められても、あきらめないで、とことん考えて、課題解決の道を切り開くだけでなく、そこには、常に素晴らしい仲間の存在があることが、日頃、現実世界の中でストレスを抱えながらも、組織で生きている私たちの胸をうつのです。スキっとした気分で、翌日の月曜日に会社へ行かれるサラリーマンが多かったですね。

 

半沢直樹のドラマを見た後に、保育園の子どもたちを見ると、この子どもたちには、「長いものにはまかれろ!」のような人生ではなくて、理不尽と向き合い、課題解決に尽力するような大人になって欲しいですね。もちろん、自分一人の力は小さいです。そこには、多くの仲間があって、その仲間たちと協力していくスキルがあれば、さらに素晴らしいですね。

 

子どもたちには、そんな大人になっておくれ!と願うおやじ園長です。