今日の寺子屋では、屋上ファームに玉ねぎを植えました。春には、大きくなって収穫です。秋のファームは、夏野菜のピーマン・オクラ・インゲン豆がまだ収穫が続いてますが、秋植えのジャガイモの芽が大きくなり、大根も間引きながら着々と成長しています。間引いた大根の葉は、リクガメのエサになります。小松菜・チンゲン菜などの葉物野菜も順調に育っています。はい。これもリクガメのエサになります。
さて、今日は「水族館」の話です。かつて水族館は、世界の珍しい魚や海獣を展示することで、集客数増につなげた時代がありました。しかし、どこも似たような水族館ばかりになってしまいました。そこで、最近では「オンリーワン」をめざす形へと進化しています。山形県の加茂水族館は、クラゲに特化した展開をして大成功しました。
そんな水族館が、「食」の視点で楽しむ取り組みが全国で増えているそうです。ねらいは、食育や環境教育です。
神奈川県の新江ノ島水族館では、2017年から江ノ島名物のシラス(カタクチイワシの稚魚)の成長過程を展示しています。来館者は、思わず「おいしそう!」とつぶやいているそうです。「おいしいといわれるのは、魚が健康に飼育されているからで、水族館にとっては誉め言葉・・・名産品を味わうとともに、生きている姿もよく見てもらい、命をいただいていることを実感してほしい」とのことです。
福島県いわき市の「アクアマリンふくしま」では、『おいしい水族館』を掲げます。この水族館は、2013年に館内にすし店を開きました。すしネタを資源量に基づき、青・黄・赤信号に色分けして表示しているそうです。「持続的な漁業や海の環境への関心につながることを期待しています」と館長は話します。
広島県のマリホ水族館では、館内でも展示している「広島湾七大海の幸」の汁をふるまっているそうです。「マリホ水族館を食べよう!」というキャッチフレーズで、家族でおいしく学べる食育イベントを毎冬行っているそうです。
最近は、個性的な水族館が増えてきましたね。私が最近行ったのが、川崎駅前にできた「カワスイ」こと川の水族館です。海の魚がいなくても、なかなか見ごたえがありました。
魚を見るだけでなく、その生態を学び、味を知ることも、水族館の魅力となっていくようですね。なんだか、水族館巡りが楽しくなってきました。