リクガメのお散歩

今日は、0歳~2歳児までの小さい園児も含めて、初めて運動会の全体練習をしました。入場行進は、寺子屋園児が小さい子の手をつないで歩きます。「みんな元気によーいドン」のかけっこでは、勢いよく走り抜く子と、立ち止まってしまう子がいますが、かわいい姿に、心が和みます。(笑)

 

ダンス「WAになっておどろう」も小さい園児はバラバラですが、本番までに何度か合同練習をやって、ママパパたちに頑張った姿を見てもらうことにします。

 

さて、2歳男の子・・・保育園のリクガメのケースの前で、へばりついて離れません。ずっと見ていても飽きないようですね。朝の会の前に、おむつ替えの時間があるのですが「○○君おむつかえるよ!」と先生が呼んでも、テコでも動きません。(笑)

 

そして、夕方の寺子屋の時間は、屋上のどろんこ広場で、リクガメの散歩を観察しました。本来、自然に暮らすリクガメは、とても行動範囲が広くて、1日で数キロも歩くそうです。保育園のケズメリクガメは、まだ10センチの子ガメですが、しっかりと歩いています。子どもたちも「かわいい!」を連発です。

 

池のクサガメがフェンス越しにリクガメを覗いています。クサガメは体長25センチはあるビッグサイズですが、あと2年もすれば、このリクガメの方が大きくなっているのです。楽しみですね。

 

そして、どろんこ広場に生えている「野草」を食べるかどうか・・・子どもたちは、少しリクガメから離れて見守ります。すると、クローバーの葉を食べ始めました。まだ、「どんな味かな?おいしいかな?」と様子を伺っているようで、少し口にする程度でしたが、「すごいぞ!カメがクローバーを食べてるよ!」と5歳男の子が大興奮です。

 

初めての屋上散歩は、リクガメにとっては、教室内の飼育ケースの中と違って、行動範囲が広がり、ストレス発散にもなったようです。これから、ブルーベリーファームや畑の中も散歩し、いっぱい歩いてたくさん野草を食べてもらいたいですね。

 

爬虫類ショップのおやじからは、毎日必ず「お風呂の時間」を作るように言われていたので、今日もぬるま湯の中で体半分つかります。かわいい目をしているのですが、「お風呂気持ちいい~」と言っているように見えます。このお風呂タイムに排泄するのが理想だそうですが、まだお風呂での排泄はありません。

 

「ケズメリクガメ」の名前を子どもたちが考えています。まだ「これだ!」という名前があがってきませんが、愛称で呼ばれるようになると、ますます愛着がわいてきます。

 

といった感じで、子どもたちは、運動会の練習をがんばり、かわいいリクガメの動きに、心が癒されているのです。(笑)