今日の運動会の練習は、寺子屋園児の「紅白対抗リレー」です。組体操⇒紅白対抗リレーと運動会の大トリを飾る、迫力の競技となります。毎年、練習からのプロセスが物語となり、勝っても負けても、本番での子どもたちの成果へとつながっていくのです。
年長・年中園児は、昨年のことを思い出しながら、バトンを繋ぐことに集中します。年少園児は、初めてのリレーにどうなることやら・・・
バトンを受け取った白組年少園児が、そのまま立ち止まったままです。何と、遅れて走る赤組の園児を待っているのです。先輩たちから「○○くん!走るんだよ!」とゲキを飛ばされます。また、バトンを上手につなぐことができず、落としてしまった赤組アンカー。しかし、彼は慌てません。冷静にバトンを拾って、1メートル先を走る白組アンカーをゴール手前で大逆転勝利です。
30メートル走では、自分一人が勝つか負けるかの勝負ですが、紅白対抗リレーでは、チームの力で勝敗が決まることを年少園児は、何となくわかったようです。練習にもかかわらず、明日からの熱い戦いが大いに楽しみになってきました。
さて、今日は「ウポポイ」という、7月に北海道白老町に開業した施設の話です。国立アイヌ民族博物館などの複数施設からなる、アイヌ文化復興拠点がウポポイです。アイヌ語で、ウポポイは「おおぜいで歌うこと」という意味だそうです。
この施設に、全国の小・中・高校から700校近い修学旅行の申し込みが殺到しているとのことです。
私は、学生の頃には、「北の国から」に魅せられたこともあり、何度も北海道を旅していますが、アイヌ文化の深いところは、勉強したことがありません。ウポポイでは、アイヌ民族をテーマにした博物館や、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「アイヌ古式舞踊」をはじめとした伝統芸能の体験や、アイヌ料理、手仕事などを体験できるプログラムが充実しているそうです。
新型コロナウイルスの影響で、全国の学校で修学旅行が中止となる中で、「一つでも多くの体験を通して深くアイヌの人々や文化について学んで欲しい」とウポポイの担当者は語ります。
こんな施設・・・まさに、保育園ホワイトきゃんばすが遠足で行きたい場所です。学びの体験ができるなんて、子どもたちの好奇心につながっていきますね。
埼玉からは、かなり遠い場所ですので、いつか、ここに行けることが出来たら、子どものような「やわらか頭」で、しっかりと学びたいと考える、おやじ園長です。(笑)