猛暑列島

屋上ファームも秋の計画に向けて、動き出します。昨日は、覚悟を決めて、ファームの草むしりをひたすら行っていました。スイカ畑だったところは、高さ1メートルほどの草がびっしりです。

 

すると、スイカが1つ隠れていました。食べられるかな?と割ってみると、残念、熟しすぎて、子どもたちのおやつにはなりません。そして、気合を入れ直して耕し、秋植えのジャガイモ畑に変身です。

 

9月も半ばというのに、むし暑く、ポロシャツは、汗びっしょりで、白く塩が噴き出していました。水分補給は、ざっと2リットルです。「よし、ここに、子どもたちとジャガイモの種イモを植えよう」とホームセンターに行ったものの「今シーズンの種イモは終了しました」と3軒のホームセンターをはしごしても、すべて売り切れでした。

 

もともと、秋植えのジャガイモは、あまり量が多くないことと、コロナ禍で、家庭菜園の需要が高くなったようです。

 

いつもは、9月上旬までに、秋植えジャガイモの種まきは終わっているのですが、今年は、残暑が続いたので、涼しくなるまで少しタイミングをずらしたのが失敗です。何とか、ネット販売で種イモを予約することができたので、到着次第、植えることにします。

 

また、トマト畑やトウモロコシ畑の後には、大根の種を蒔きます。一般的な青首大根に大きなカブのような聖護院大根、短足の大根と何種類かを楽しむ予定です。9月中には、大根の仕込みを終わらせます。そして、子どもたちが楽しみにしている、さつまいもの芋掘りも、そろそろです。

 

ということで、9月になっても、日本は「猛暑列島」ですね。遠い記憶をたどっても、「自分が子どもの頃とは暑さのレベルが違う」と大人の多くが感じていることでしょう。ちゃんと、数字が証明しています。

 

8月の最高気温平均を都道府県別に調べると、今から40年前の1980年では、平均30度を超えたのは4県だけでした。東京都は入っていません。ところが、現在では、北海道や青森県などごく一部の県以外は、平均で32度を超えています。最高は、34.3度です。平均が、34.3度ですよ・・・たまらないですね。

 

そして、東京や大阪などの都市部では、ヒートアイランド現象もあり、沖縄県よりも暑いのです。

 

私もこの8月は、お盆休み期間含め、長時間の屋上ファームの仕事は、自粛しました。今後は、8月に屋外でスポーツや作業をすることが、本当に命の危険を伴うことになっています。

 

う~ん!日本は、四季のある素敵な国ですが、夏については「猛暑列島」を認識しないといけませんね。