イチジクジャムを作りました

今日の連絡ノートには、親子遠足の保護者の感想が、たくさん書かれていました。ただの里山が、職員の解説で、素晴らしい自然の学びの時間となった・・お弁当をおいしく食べる子どもを見ているだけで幸せ・・ゲーム大会では、我が子のために燃えました・・セミの抜け殻集めゲームが本当に楽しかった・・まだまだ、コメントがいっぱいですが、体調を崩した園児もなく、暑さに負けず、子どもたちも保護者の皆様も本当にがんばりました。そして、たくさんのコメント・・・ありがとうございました。

 

今日からは、運動会の練習もスタートです。まずは、寺子屋園児が組体操の練習を始めました。年少の3番さんにとっては、初めての取り組みに、動きはバラバラです。(笑)

10月17日の運動会まで、練習を重ねて、あっという間に、上手になっていくのです。

 

今日は、遠く離れた台風10号の影響を受けて、さいたま市も雨が降ったので、練習の後は、イチジクジャムを作りました。

 

我が家の庭に、8月終わりから9月にかけて、イチジクが実をつけます。私の大好きな果物ですが、家族はあまり興味がないので、たくさん収穫したイチジクは、保育園の子どもたちのために有効活用されるのです。

 

記録を見ると、昨年も同じタイミングで、イチジクのジャム作りを寺子屋でやっていました。せっかくですので、今日は、イチジクのうんちくタイムです。

 

イチジクは、漢字では「無花菓」と書きます。花のない果物らしい名前ですね。では、イチジクの花はどこにあるのか?見たことがありますか?

 

驚くことに、イチジクの実の内側には袋のような空洞があり、その袋の内側に小さな花がぎっしりと並んでいるのです。他の果物のように、ハチなどの虫が受粉の手助けをするのではなく、単位結果性という受粉しないで実がなる性質を持っています。

 

どうですか・・・少し不思議な果物に見えてきましたか。イチジクの花言葉は、「実りある恋」「子宝に恵まれる」だそうです。1本のイチジクの木には、多くの実がつくことから、豊かで幸せにあふれた状態を表す花言葉が与えられたようです。

 

さて、そんなイチジクを子どもたちは、1/4に包丁でカットします。寺子屋1番年長園児は、サマーキャンプでの経験を活かして、危なげなくできるのですが、寺子屋3番年少園児は、指を切らないかとヒヤヒヤです。子ども用包丁を使用するのですが、何とか寺子屋全員ができました。

 

寸胴鍋に入れて、砂糖をまぶします。水を少し入れて、弱火でコトコト煮ます。子どもたちが、木べらでかき混ぜながら、ジャムらしくなってきました。レモン汁を投入し、もう少しコトコト煮て出来上がりです。

 

本日登園した園児全員分のお土産が完成です。「トーストにぬりたい」「ヨーグルトに入れて食べる」と、ワクワクの子どもたちですが、イチジクジャムが万人に受け入れられるかどうか・・・明日の感想を楽しみにします。