フリーランス

今日は、屋上のスイカ畑で収穫した「小玉スイカ」でスイカ割りをしました。毎年の夏の風物詩です。柔らかめの棒を使っているので、そう簡単には割れません。やりたい園児全員がスイカ割りを楽しめるように演出します。

 

そして、スイカを食べました。初収穫の小玉スイカですが、甘くてとっても美味しかったですね。これも、毎年のことですが、スイカの白いところまで食べつくす子どもたちです。(笑)

 

さて、コロナ禍で、私たちの暮らしぶりは様変わりしました。仕事もその一つです。会社に属さず、個人で仕事を請け負うフリーランスという働き方への関心が高まっているそうです。

 

かつて、保育園の保護者で、フリーランスのパパがいました。彼は、能力があるのでしょう。仕事が定期的に入り、かつ、自分の都合のいい時間で仕事ができるので、子どもの送り迎えも頻繁に顔を出すパパでした。

 

しかし、彼のような例だけではありません。コロナ禍では、報酬や条件を一方的に変更させられたり、仕事でけがをした時の公的補償がなかったり、まとまった退職金などもありませんね。不安定な立場の人が多いのも現実です。

 

3月末に、コロナで亡くなった志村けんさんが、著書の中で、独立するかどうか迷っている人に3つの問いを立てています。「何をしたいか、すぐ答えられるか」「これだけは自信がある、という特技はあるか」「他人から『ちょっと変わってるね』と、よく言われるか」・・・一つでもノーがあれば辞めた方がいいと、志村さんは言っていました。

 

おやじ園長が、サラリーマンから独立をした時は、3番目だけは、当てはまっていました。(笑)

 

政府は、フリーで働く人の労働環境を改善することを決めたそうです。これからの時代、個性をいかせる場が広がっていくと考えれば、「フリーランス」が増えていくでしょうし、それを国が支える仕組みが必要ですね。

 

志村けんさんのように「だいじょうぶだぁ」と思える人が増えると、日本は、様々な働き方が認められるような、さらにいい国になっていくのかもしれません。