おやじの背中

今日も雨・・・階段トレーニングで子どもたちは汗を流します。今回は、2歳児もレースに参加しました。エレベーターやエスカレーターを使わないで、「階段にする!」という子どもたちが増えそうです。親は大変ですが・・・(笑)

 

さて、2008年に「home」という曲でメジャーデビューし、紅白歌合戦にも出場した木山裕策(きやまゆうさく)さんを覚えていますか。あの、熱唱する姿は、感動的でしたね。彼は、甲状腺がんを克服し、「歌いたい!」という夢を39歳という年齢で果たしたというエピソードも印象的でした。

 

「おやじの背中」は、一人一人のおやじで違うものですが、彼には、4人の息子がいて、長男・次男はすでに成人しているそうです。

 

彼は、36歳でガンになってからは、泣いたりくじけたりする姿を見せてもいい、問題や困難にどう向き合ってどう乗り越えたのか、その過程を全部見せればいいんだ。と思うようになったそうです。

 

「オーデションで不合格になって、大泣きもしたし、死ぬ気で頑張って歌手デビューもしました。その後も色々あったけど、こうして続けられています。決して立派な背中ではないですけどね・・・」と言います。

 

おやじの背中は、立派でないといけない・・・というのでなく、おやじが生きてきたそのままを見せることが大切なのかもしれませんね。

 

木山さんは、こうも言います。「親が決めなくても子どもたちがルールを決めて、楽しくやってるのが一番!人生決まったことだけ起こるのならルールだけを教えればいいけど、そうではないから。誰かの言葉を待たなくても、自分で考えて決められるようになってほしい。そうすれば、何があっても雑草のように生きていけるはずだから・・・」

 

木山さんは、「home」でデビュー後も会社員を続けていましたが、50歳になり昨年、歌手として独立したそうです。

 

「おやじの背中」という言葉は、世の男性諸君にとっては、プレッシャーですが、まぁ、カッコつけないで、そのまんまでいいのかもしれませんね。