今日も雨の一日です。九州を中心に豪雨での大被害が広がっていますが、ここ数年は、日本のあらゆるところで災害が起きていますね。7月からコンビニも含め多くの店舗で、レジ袋の有料化がスタートしました。「地球環境を考える」という、国民の意識をあげることには効果が出ているようです。
保育園では、雨の日でも思いっきり運動をしました。寺子屋園児は、階段トレーニングで、汗ビッショリです。階段3階から5階までを1対1の競争です。ホワイトきゃんばすが大好きな競争競技となり、子どもたちは目の色を変えて頑張ってくれました。勝ち負けはつきますが、負けた園児にも「よく頑張った」とエールを送ります。
さて、外国人から見る日本人は、時には、日本人が気がつかないような視点があり、参考になることが多いですね。
お笑い芸人で、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんは、こんな考えを持っています。
「日本とアメリカでは教育の在り方が異なります。日本では1つの正解に向かって同じ答えを出すことが重要視される一方、アメリカでは自分なりに考えた個人の考え方が大切にされます。最近では、日本でも主体的な学びの重要性が叫ばれていますが、子どもは元来、みんな自分のオリジナルの答えを持っているのです」
「急に意見を言うのは難しいと思うかもしれません。でも、それは大人の考えで、時間がかかってでも答えを待っていると、最後は何らかの意見を口にしてくれるはずです」と言います。
最近では、日本の子どもたちも、自分の意見をはっきりと言うようになり、人と違うことも受け入れるようになってきたと、私は感じていますが、アメリカ人から見ると、まだまだなのかもしれませんね。
ジェイソンさんは、続けます。「周りの意見や期待に応えているうちに人生はあっという間に終わってしまいます。これは、日本に限らず、世界中の多くの人々にとっても同じことです。どんな人生を歩みたいのか、そのために何が必要なのか。子どもたちは今から想像して、恐れずに前に進んでほしいです」
私たちの多くは、学校に通うようになってから、大人になってもずっと、「他人に評価をされる」人生を送ります。しかし、自分の好きなこと、やりたいことを見つけて前に進む人が、結果的には、いい評価をされるのです。
子どもたちが、好きなことを見つけられるように、私たち大人は、そのきっかけを作ってあげるのが仕事ですね。