ナイトツアー やりました つづき

夜の森から、かつて、園長の知人が、コビトを見たという竹林(当時酔っていたのですが・・・)を右手に、ホタルが自生しているショウブ畑に向かいます。

 

「ここからは、ライトを消して~真っ暗でも、だんだん目が慣れて見えるようになるから大丈夫!」と言っても、「怖~い!真っ暗で何も見えな~い」と不安がる子どもたちです。

 

だんだんと目が慣れてきて、ショウブ畑の遊歩道にやってきました。時刻は、午後8時を回りました。そうです・・・多くのホタルが光を放つ時間です。

 

「あっ!ホタルだ!」と、遠くに1匹のかすかなホタルの光です。今年もホタルを見ることができました。

 

ここは、3年前までは、地元の人たちの力で、人工的にホタルを幼虫から成虫になるまでの管理をしていたのですが、自然環境が整って、今では、ホタルが自生できるようになったのです。何百匹ものホタルが舞うような有名地ではありませんが、知る人ぞ知るホタルが見られる場所となっているのです。

 

今年は、遊歩道を奥まで歩くと、所々でホタルの舞がみられました。「あっホタルだ!」「あっちにも・・・ねぇ見て!」「こんどは、ここにもいるよ!」という子どもたちの声が響きます。大人も、この幻想的な光景に魅せられます。

 

そして、ついに、1匹のホタルが、小学4年女の子の手のひらに・・・手の上で、お尻をピカピカさせています。こうなると、子どもたちは大興奮です。

 

およそ60分の、夜の森とホタルの散策を終えて、子どもたちの顔を見ると「やり遂げた感」が伝わってきます。「ちょっぴり怖かったけど・・・すごく楽しかった!」と4歳男の子が言っていたように、スリルと楽しさは紙一重で、両方があって、子どもたちのワクワクドキドキにつながったのかもしれません。

 

頑張った子どもたち・・・そして、保護者の皆様、ありがとうございました。大満足のナイトツアーでした!