プチ奇跡が起こりました。プチ○○という表現は、すでに死語になってますが。(笑)
今日は、雨が降ることなく、無事に、しかも、子どもたちの大興奮の中、ナイトツアーが行われました。
ドラマは、昼の作業から始まります。小学生の男子2名が、園長の補佐として、クヌギやコナラの木に、特製の蜜を塗ります。いわゆる、トラップを仕掛けました。実は、雑木林の中で、どこにでもカブトムシやクワガタが見られるわけではありません。樹液が出ていない樹は、虫たちはスルーします。さて、卒園児2名の努力はいかに!?
新型コロナウイルスの影響で、今回のナイトツアーが、親子が参加する初めてのイベントとなりました。今年も、多くの家族が集合しましたが、今回初めて参加する家族にとっては、どんなツアーになるのか、「ワクワクドキドキ・・・」感が伝わります。
保育園から車で15分ほどの、公園に到着しました。午後7時を過ぎると、あたりが暗くなり、子どもたちの「楽しみ・・・でもちょっと怖い~」という、ざわざわ状態の中で、まずは記念撮影です。
では問題です。「今日見るホタルは何ホタルでしょうか?」これに、小学校1年生の男子が「海ほたる!」と答えます。大人たちは全員大爆笑で、いざ、夜の森の中へ!
10本以上の木にトラップを仕掛けていたのですが、何と、最初に見つけたのが「アマガエル」です。たぶん、蜜を目当てに来た小さな虫を狙って、木によじ登っていたのかもしれません。スズメガはたくさんいますが、なかなか子どもたちのお目当て、カブトムシ・クワガタが見つかりません。
そんな時に、3歳男の子のパパが、少し離れたクヌギの木で「コクワガタ」を発見です。こうなると「○○くんのパパは凄~い!」と、一気に子どもたちのヒーローになります。そして、3歳男の子は、まるで自分が褒められたように大喜びです。父と息子の絆が深まった瞬間です。
その後、アリ・ガ・ゴキブリ・コガネムシと生き物は発見されるものの、お目当てが見つかりません。夜の森ももう少しで終わるところで、ついにカブトムシのオスを発見。トラップの蜜を美味しそうに食べていました。
「オレが採りたい!」「私が欲しい!」と子どもたちは大騒ぎですが、今回は、みんなで観察して、そっとしておくことにしました。昼のトラップ作業をしてくれた、男子2名も、「オレたちが頑張ったから、カブトムシが見られたんだぜ!」とドヤ顔です。
初参加の男の子2名も、怖がることなく夜の森を楽しみました。子どもたちの満足度が右肩上がりになったところで、いよいよホタル舞う場所へ向かいます。
つづきは、あした・・・