体育の実技・・・この夏は?

今日も、どっさりと「インゲン豆」と「ミニトマト」と「キュウリ」の収穫に励む子どもたちです。「みんながとった野菜は、お土産になるからなぁ~」に、がぜんやる気がでるのです。そして、野菜が苦手な園児も、保育園のインゲン豆なら食べてしまうのです。不思議ですね。

 

また、おたまじゃくしのいけすを掃除しながら、子どもたちと観察すると、不思議です。緑色の鮮やかなアマガエルとしっぽが残ったアマガエル、そしてまだおたまじゃくしのままのアマガエルと、3つの成長過程を見ることができました。「おたまじゃくしがカエルになるんだよ」と100回言葉で説明しても、今日の観察の「一見」の方が、説得力があるのです。

 

さて、職員の子どもの中学校では、この夏のプールは中止です。卒園児の小学生に聞いても、さいたま市内の小中学校のプール活動は、残念ながらありません。全国的にも、プールを行う学校の方が少ないようですね。

 

埼玉県では、県営の大型プールも市営の小規模プールも中止と決定しているので、この夏、子どもたちの水遊びは、激減することが予想されます。ホワイトきゃんばすは、予定通り7月1日から「屋上でプール」がスタートします。

 

密を避けて、保育園のプールを中止し、通常の屋上遊びにしようものなら、夏の暑さに、子どもたちは、続々と熱中症になってしまうでしょう。子どもたちの健康を考えると、コロナだから中止と簡単に判断するのは、「ちょっと待った!」ですね。

 

プールだけではありません。現在、小中学校の体育の時間は、ドッチボールや鬼遊び、リレー、ジャングルジムなどは、感染リスクがあると判断されて行われていないそうです。

 

個人の道具を使っての「なわとび」など、なるべく、人とのかかわりが少ない内容になっているようで・・・子どもたちの本音は「つまんない!」です。

 

体育の授業で、子ども同士の間隔を開けると端の子どもに目が届かず、逆に安全管理の面で問題になっているという、教員の声もあるようです。

 

「コロナウイルス感染のリスクが完全になくなったわけではない。重要なのは、子どもたちに感染させない内容で行うべきだ」という考えと「感染症を恐れてばかりでは、何もできなくなる。児童・生徒の運動の機会を確保しなければいけない」という考えをどうバランスを取っていくかですね。

 

細かい内容は、個々の学校が判断しないといけません。う~ん・・・答えはないのです。