休み方改革

今日は、午前中保育園を抜けて、健康診断を受けました。胃カメラで自分の胃の中をモニターで見るのは、慣れっこになりましたが、「きれいな胃です」に、ホッとします。(笑)

 

さて、昭和→平成→令和と3つの時代を生きてきた私としては、「仕事以外の時間」の使い方は、時代と共に変わってきていると感じていましたが、まだまだ、休みは、休養だけで終る人も多いようです。

 

「平日は帰ったら寝るだけだし、土日も一日は寝だめの日。何もできず、こんな生活でいいのかと焦っていました」と言うのは、バリバリに働くOLのコメントです。彼女は、通勤時間も往復で4時間かかり、常に疲れていたそうです。

 

しかし、コロナ渦で、4月から在宅勤務制度が導入され、生活が一変。趣味の裁縫を楽しんだり、両親に料理をふるまったり、「時間ができて、いろいろなことにチャレンジする元気が出てきました」と言います。

 

少し前の2014年に、経済財政諮問会議の報告書によると「休みとは、平日の骨休みではなく、人生を最適化する手段」と公表されました。しかし、現実的には、休みにも仕事を家に持ち込んだり、ダラダラしておしまいという人が多かったようです。

 

それが、コロナを契機に、「長い人生・・・楽しんで生きていける趣味や仲間をこれからも探していきたい」と考える人が増えたようです。コロナがもたらした、少ないですがプラスの遺産かもしれませんね。

 

私の仲間に、毎年海外旅行(南米とかアラスカとか秘境ばかり)を楽しむおやじがいます。酒を飲みながら、彼の土産話を聞くのが私は大好きなのですが、素晴らしいライフスタイルです。

 

コロナを切っ掛けにというのは、少し皮肉ですが、自由な時間が増えて、自分にとって何が大切かを考えた人も多かったと思います。仕事のペースが戻っても、今後は、大切な時間をどう使うべきかという発想が大事になってくるかもしれませんね。

 

もちろん・・・「なんにもしないを楽しむ」のもありです。