3年生・・・何から始める

今日も雨が降ったり止んだりの梅雨空でしたが、雨が止んだのを見計らって、寺子屋園児を連れて屋上へ行きました。何と、インゲン豆がコンテナボックスいっぱいの収穫です。ミニトマトは、ほとんどの子どもたちが、バクバク食べています。

 

インゲン豆は、本日の園児35名全員に、たっぷりとお土産になりました。たぶん、野菜嫌いの園児も、このインゲン豆はしっかりと食べて、ママを驚かすに違いありません。

 

さて、私の末娘は、現在大学3年生です。新型コロナウイルスの影響で、大学にはほとんど行けずに、ウエブ授業など、パソコンに見入っている時間が多かったようです。そして、今の時代は、大学3年から就活がスタートするのですが、大学3年向けの就活イベントの中止が続いていたようで、先日、娘もようやく、初めての就活セミナーに参加しました。

 

「どんな会社がいいのかなぁ~」なんて、のんきなことを言っていたので、「入れるかどうかは別にして、大きな会社で無難な選択をするのも良し、給料は安くても、小さな会社で、若いうちから色々なことにチャレンジさせてもらえる会社も良し・・・こればっかりは、答はない。おまえが決めるしかないのだ」なんて、ここぞとばかりに、父親らしいアドバイスを送ります。(笑)

 

就職した会社が、10年先はどうなっているかわからないですし、終身雇用の時代はとっくに終わっているので、人生の中で、仕事も変えていくのがこれからのライフスタイルですね。

 

ある採用コンサルタントは、まずは、情報収集から始めること。知るべきことは3つ。自分と社会、そして就活そのものと言います。

 

自分を知るためには、自分の行動や性格の特徴、価値観について考える。社会を知るには、様々な業界や企業、仕事内容や職場の雰囲気や慣習を調べる。就活については、気になる業界の選考日程を押さえ、エントリーシートの書き方や面接の受け方などを練習することが欠かせないとのこと。

 

大切なのは、社会について調べる際、「生産者」の視点を持つことだそうです。学生は、主にモノやサービスの消費者の立場ですが、社会に出れば、それを生み出す側になるので、この仕事は誰のどんな悩みに役立つのか、求められる能力は何なのか・・・と考えることが重要です。

 

どうですか・・・大学3年生に限らず、転職を考えている人にも、有効な考え方ですね。しかし、就活アドバイザーから、「正解」を教えてもらおうとする人は、たぶん、社会に出ても役立たずでしょうね。自分で考え抜き、納得し、進路を決めていけるようでないと・・・というのが、プロの意見です。

 

それから、最近のグループ面接では、チームで討議をさせて、それを判断基準にする企業も多いそうです。そこでは、自分の意見を述べるのは、当たり前で、他の人の意見もきちんと吸い上げることができる人材が求められるようです。

 

自分とは違う意見や反対意見でも、それを認める力が必要ということですね。こうなってくると、暗記型テストの点数はあまり関係ない時代になってきているのかもしれませんね。