A5ランク和牛

昨夜、ナイトツアーの下見をした際に、カブトムシのメスを採集しました。今シーズン初めてのカブトムシです。飼育ケースの中で、ゼリーをずっと食べ続けています。子どもたちは、しっかりと観察することができました。

 

そして、今日は、屋上ファームでジャガイモ掘りをしました。今年は、天候にも恵まれたのか、豊作です。土の中から、ゴロゴロとビッグサイズのジャガイモが出てきます。子どもたちは、土まみれになって「先生・・・じゃがいもとったよ!」と大喜びです。

 

しばらくおいて、甘みが出たら給食やおやつに出てきます。もちろん、子どもたちのお土産にも。ジャガイモ掘りが終わると、ミニトマトのつまみ食いか始まっています。(笑)

 

さて、今日は牛肉の話です。私たちは、牛肉を当たり前のように食べていますが、江戸時代まで、牛は農耕の労働力ではあっても、食べる対象ではなかったそうです。そして、明治になって、貴族ではなく庶民が「すき焼き」の原型となる料理を楽しんだのが、始まりのようです。あの福沢諭吉も、当時は金に困り、好んで牛肉を食べたそうです。

 

今では、数百年を経て、海外では現地産の「WAGYU」ブランドが確立していますね。

 

そもそも、牛肉のランクは、最高ランクのA5~A1 B5~B1 C5~C1の15段階あるそうです。ランクが決まるのは、①脂肪の混ざり具合(サシ)②色合いや締まり具合などで決まるそうです。「おいしさ」での基準ではありません。

 

おいしいという感覚は計量的に測れない。等級は、あくまでも肉の量と質の評価とされています。

 

最近では、健康ブームも相まって、吹雪のようなサシが入った肉よりも、あっさりとした赤身肉の人気が高まっています。マグロでも、トロよりも赤身が好きという人は多いですね。

 

値段が高いから一番いい・・・という感覚も、これからは変わっていくのかもしれませんね。「この味が好きだから・・・」と、食べることの満足感と値段が正比例する価値観とは、さよならする時代に、とっくになっているのかもしれません。