明日は母の日ですが、なかなかゆっくりと母の日のプレゼントを買いに行く状況ではありません。ましては、母の日に間に合わせようと、駆け込みでフラワーショップに殺到してしまうと「密」になってしまいます。そこで、「母の日」ではなく、今月を「母の月」にする取組みが広がっています。なんだか、ほっこりしますね。
今日の保育園は、小学生の男の子が、まっ黒でとても立派な「カラスアゲハ」を何と、素手でつかまえました。また、小学生の女の子が、シロツメグサ(クローバー)の白い花を立派な首飾りにして、園児たちと楽しんでいます。タテの関係が、しっくりしますね。
さて、さいたま市の小中学校は、ゴールデンウイーク明けも学校再開ができない状況が続いていますが、今週は、分散して登校し、学校からの教材を受け取って、「自宅で勉強がんばって!」となっているようです。
しかし、実際に3月から5月末までの休校となると、3か月も学校での授業ができていません。親としては、「再開後は、まず、学力を取り戻すよう・・・しっかりと勉強をさせてください!」と学校に期待してしまいますね。
しかし、ここは「ちょっと待った!」です。今、私たちは未来に夢や希望をなかなか持てないような状況です。それは、子どもたちも同様で、様々な被害に遭っている子どももいるかもしれません。
これまでの学校は、多くは「教える場」として機能していましたが、社会が混乱している現在、学校が「明日への希望が持てる場」とならないといけません。先生は、保護者のプレッシャーを感じて「教えよう」とするのではなく、「大丈夫だよ」と安心させて、この数カ月で、子どもたちが感じたことを聞き出したいですね。学校再開後の先生は、しばらくは、聞き役に徹するのが、いいのかもしれません。