庭にキンカンが実りました。いつもは、放置したままで鳥のエサになっているのですが、せっかくの恵みなので、キンカンジャムとキンカン酒を作ってみました。ヨーグルトに入れて、トーストに塗って、「おいしい!」しか感想はありません。(笑)
店で販売しているこだわりジャムの方が、美味しいに決まっているのに、自分で収穫して、自分で作るという付加価値がプラスされると、「幸福度」が増すのです。保育園のファームで収穫した野菜が、なぜだか美味しいのと同じですね。
さて、「昭和の日」ののんびり休日も、テレビやネットでは新型コロナウイルス一色です。まるで、サイレンが街に鳴り響いているかのようです。「今日の感染者数は○○人だった」という報道を耳にしては、危機感だけがあおられるようですね。
ゴールデンウイークは、まず、このサイレンの音に鈍感になりましょう。そして、少し大げさかもしれませんが、自分の人生を自分なりに考える時間にするのもいいかもしれません。
あるドクターの話です。人間は、感謝する気持ちと恐怖を一緒に感じられないそうです。コロナ騒動になってからは、「マスクをもっと作ってくれ!」「なんで買い占めするんだ!」「飲み会に行って、コロナになったらどうするんだよ!」「なんでパチンコ屋がやってるんだよ!」「学校が休校でストレスがたまるばかりだ!」と怒ってばかりです。そこには、なかなか感謝の気持ちが起きませんね。
荷物を届けてくれる郵便配達や宅配便の人たちに・・・お店で販売をしてくれるスタッフに・・・ドクターや看護師など、医療に携わるひとたちへ・・・働く保護者のために保育園で働く保育スタッフに(一応入れておきます)・・・まだまだたくさんの人が感染リスクを抱えながらお仕事をしています。
こうして、少し謙虚に、自分一人だけの力で生きているわけではないことを感じながら、自分ができることを考えてみます。
でも、正直、このセリフ・・・多くの有名人が発信していますが、「自分ができること」「自分のこと」って何かを考えるのは、難しいものです。
1つ簡単な方法があります。「できないことは考えない」ことです。あまり大きな範囲にしないで、家族や一緒に仕事をしている仲間やかかわっている人たちという「群れ」の中で、今何ができるか・・・を考えることから始めてみませんか。
もちろん、「誰かが決めてくれる人生」ではなくて、「自分で考える人生」が幸せに決まっていますね。