今日の屋上ファームでは、子どもたちが「さつまいもの植付け」をしました。さつまいもの葉20センチのつるを土の中に植えます。子どもたちには「さつまいもを植えるぞ!」と言っていたので、「これがさつまいもなの!?」と納得がいかない顔をしています。
このつるが、土の中で根をはり、葉から太陽の光を十分にもらって、土の中でさつまいもができるのです。さつまいもは、よく荒れた土でも育つといわれるのは、葉が太陽から吸収したエネルギーでイモが育つので、他の野菜と違って、土の養分はほとんど関係ないのです。10月に収穫の予定です。
さて、保育園でも、パパママがテレワークなどの在宅勤務で、保育園の登園を自粛中の園児がいますが、「仕事にならない!」という声をたくさん聞きます。
ベビーシッターサービスを提供する「キッズライン」は、未就学児がいる働く女性約220人に、インターネットでアンケートを行ったところ、子どもの世話をしながらのテレワークについて「集中できなかった」という回答が76%だったそうです。
「集中して仕事ができるのはせいぜい30分」「のどが渇いた?いつ終わるの?と子どもが話しかけてくる」「仕事をしようとすると子どもがパソコンをのぞき込んでくる」といった意見です。
また、子どもの立場で考えても、「子どもが長時間一人で遊ぶことなどできない」「ママが家にいるのに遊んでもらえず、イライラのママに『邪魔しないで』と叱られる」と、親も子も双方に悪影響となっているようです。
私も、子どもが小さい時に、会社が休みでパソコンを開いて仕事を始めても、集中できたことがありませんでした。当り前ですね。
親としては、集中のための工夫として「子どもが好きな絵本や動画などを準備しておく」という意見もありますが、長続きはしません。
そもそも、オフィスで仕事を集中して行う場合と比較すると、子連れテレワークは、いつもの3割できれば十分と考えるのが妥当だといわれています。負い目を感じることもありません。
あるパパは、「自律的に楽しく過ごすこと」を目標にして、1時間ごとに「仕事」「勉強」「遊び」と決めた時間割を作る。大切なのは、子どもが自分で時間割を作ること。「自分で決めたのだから守ろう」となるそうです。
今は、ライフスタイルとしても初体験のことばかりです。初体験の鉄則は、「楽しむ」ですね。イライラの気持ちを抑えて、もう少しの我慢です。