今日は、屋上ファーム にミニトマトの苗を植えました。ざっと32本です。子どもたちが挑戦します。ポットから上手に取り出して、土を崩さないで、そのままマルチシートの穴の中へ投入し、土をかけてペンペンです。
寺子屋園児だけでなく、2歳児の園児も今日は挑戦しました。今日おろしたての真っ白なスニーカーの5歳女の子・・・スニーカーが汚れても、ミニトマトの植付けを選びます。
6月末には収穫できるかな・・・子どもたちのつまみ食いの楽しみが増えます。7月にプールがスタートすると、ミニトマトを食べながらプールを楽しむという、贅沢な時間となります。今は、夏野菜をしっかりと育てて、日常に戻った夏には、その恵みをたっぷりと子どもたちと味わいます。
さて、ちょっと前までは「IT」という言葉が多く使われていました。IT企業とかIT関連の○○とか・・・。しかし、最近では「ICT(情報通信技術)」を使うのが、世界的な主流だそうです。英語にすると「Information and Communication Technology」です。ITの間にCommunicationの文字があるように、通信によるコミュニケーションの重要性が強調されています。
「ICT」とは、パソコンだけでなく、スマホやスマートスピーカーなど様々な形式のコンピューターを使った通信技術の総称です。横文字が並ぶと、私のようなおやじ世代はついていけなくなりますが、わかりましたか。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、小中学校の休校が長期化し、家庭学習の指導が課題になっています。文部科学省は、「ICT」の活用を推進していますが、1人1台のパソコンの整備はこれからで、自治体間の格差も大きいのが現状です。
茨城県つくば市のある小学校では、先生たちが授業動画の作成に励んでいるそうです。「担任らが登場すれば、子どもたちは身近に感じてくれる。対面でなくても、わかりやすい題材を用意している」と校長先生は話します。
しかし、こんな取り組みができる学校は全国でもまれですね。文科省の今月16日時点の調査では、休校を実施する自治体のうち、教育委員会が作成した授業動画を活用するのは1割、それ以外のデジタル教材で家庭学習を行うのは3割にとどまっているそうです。
学校現場でも戸惑いの声があがります。「教師にも子どもにも学習に使う経験やノウハウが十分にない状態では、円滑な移行は難しい」と訴えます。
学校の先生すべてが、パソコン操作に慣れているとは、とうてい考えられません。私のように、民間企業に勤務し、パソコンが使えなければ仕事にならない環境であれば、自らパソコンのスキルもあがっていきますが、学校では、民間企業のような必要性は低いのが現状です。これは、「プログラミング」の授業をどう教えるか・・・ということと、同じ問題でもあります。
文部科学省は、2023年度に実現予定だった小中学校の「パソコン1人1台」配備を今年度中に前倒しする計画でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の緊急事態で、予算も組めない状況です。
この大ピンチの中で、ICTの活用が進むことは、私たちは大いに期待するところですが、理想と現実をうまく調整しながら、子どもたちのために一歩ずつ進めてもらいたいですね。