昨日の嵐のような強風から、今日はポカポカの屋上遊びができました。チビちゃんたちが、どろんこ広場の池に、しゃぼん玉のストローや容器をポイポイするので、掃除をして、ついでに、エビとドジョウを採集しました。バケツに入れて、子どもたちと観察します。保育園の水槽で飼うことにしました。ドジョウは、龍のように空を飛ぶように泳ぐので、子どもたちは、勝手に「青龍(せいりゅう)」と名前をつけています。
さて、学校休校で、何一ついいことがないように思う中で、新しい流れがいくつか起きています。その一つが、休校を受け、子どもたちの学びを守るため、オンライン学習を行う事業者の多くが、児童・生徒個人や学校へのサービスを無料で提供したことです。
これは、一斉休校という緊急事態が「個別最適化された学び」を後押ししたと言えるのかもしれません。
子どもたちにとっては、必ずしも「真面目に勉強」とはなっていないでしょうが、突然の休校という事態に戸惑いながらも前に進もうとしている教員がたくさんいます。
同じ教室で、同じ学習内容を、同じ時間に学ぶという学校のスタイルは、確かに、すべての日本人が一定の学力を身につける上で、大きな成果を上げたことは間違いありません。
しかし、江戸時代の「寺子屋」スタイルは、個々に合わせた学びが行われていたでしょうし、最近の学習塾は、個別対応が当たり前になってきています。
間違いなく人工知能が世界中に広まり、子どもたちは、AIに代替されない価値を創造するために、個々の学びが必要になります。
子どもたちが、自ら学び、考え、行動する力の育成を学校が推し進めれば、一人一人が学ぶ内容は、必然的に、「個別最適化」させないといけません。
今回のコロナ騒動を機に、学校や教員が、あらためて、「個別最適化」につながる授業方法を考える切っ掛けになると思っています。「とりあえず、子ども一人に一台のパソコン」という、形から入ることも上手に活用しながら、新たな学びにつながればいいですね。